広報じょうほく No.455 2000(平成12)年 4月
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都市計画 平成10年度から2か年にわたり、 都市計画マスタープランを策定中 です。実施したアンケート調査、 各種団体等及び地域懇談会の中で は、居住環境の整備を求める要望 が多くを占めています。 町では、住民に直結する生活関 連事業を優先に整備をしてきまし たが、道路整備においてはなかな か地権者の合意が得られず、未解 決な所もあります。都市計画区域 内においても、幅員4m未満の町 道が多く見られますので、その対 策の一つとして今年度から、建築 倍達で一っるボい空電冨毒づくり一 都市計画地域懇談会 基準法の規定による建築確認申請 時における狭あい道路の後退部分 の取り報いについて、後退部分の 実効性を確保するために買取り等 を前提に対応します。 国道123号バイパスについて は、水戸市渡里町から桂相葉まで の延長約12hが計画されています が、そのうち水戸市との境界近く の西田川聴から桂村粟までの延長 約7・6血(常北町分5・4h、 種村分2・2血)に国補事業の新 規採択化の見通しが立ちましたの で、事業化に向けていよいよ動き だします。供用開始は平成22年で 約10年を要します。本年度から、 地権者の同意のもとに路線測量に 入る予定ですので、1日も早い整 備に向け、引き続き県に要望します。 道路の整備 住民の交通安全対策上からも、 国道123号バイパス、県道常北 那珂線の整備、歩道未設置区間の 整備を県に対し強く要望していき ます。 県道水戸茂木線古内方面の交通 量が急激に増加していますので、 通勤・通学者と地域住民の安全確 保のため、歩道の整備、l部拡幅 を県に対し要望します。 県道錫高野石塚線の拡幅改良整 備についても、早期完成を目指し て、一層の促進を図ります。 町道の幹線道路については、補 助事業を導入しながら整備改良に 努め、地域住民に密着した生活道 路についても、地権者の理解と協 力を得ながら拡幅整備などを積極 的に進めます。 排水整備については、特に石塚 地区の幹線排水路整備を行います。 環境衛生 ゴミの透明袋での収集、ペット ボトルの分別収集を進めると同時 に、これらの普及、啓発活動を積 極的に推進し、ゴミの減量化を図 ります。 また、ゴミの焼却によるダイオ キシンの排出規制が示されており ますので、これらに対する恒久対 策事業を城北地方広域事務組合で 進めます。 生活排水対策の一環として、公 共下水道、農業集落排水事業計画 区域外を対象にした合併処理浄化 槽設置補助事業を推進するととも に、河川の水質調査についても水 質保全に努めます。 公園墓地整備事業については、 早期事業化に向け、町開発公社に おい一て促進します。 下水道の整備 平成3年度から那珂久慈流域関 連公共下水道事業として整備を進 めてきた石塚中心市街地亜haの区 域が、昨年4月に供用開始になり ました。本年度は、第2期工事の 2年目として7haを整備し、早期 供用拡大に向け進めていきます。 農村地域の生活環境整備を図る 目的で進めている常北青山地区農 業集落排水事業については、本年 度、処理施設の建設と併せて幹線 管渠工事を進めます。 交通安全 昨年の交通事故による死亡者数 は、県内において357人を数え、 全国ワースト8位でした。特に、 飲酒運転が原因の交通死亡事故発 生率は全国1位という不名誉な記 録を残し、ドライバーのモラルの 欠如を表した結果となりました。 若者による無謀運転や暴走行為 に対しては、警察と連携して取締 りを強化するなどの対策を講じて いきたいと考えています。 交通事故を防止するために、町 ( 民一人ひとりが交通事故に遭わな いように交通安全を遵守する意識 を常に持つことが大切であり、行 政としても交通安全施設の充実や 交通安全啓蒙活動等により、町民 の安全確保や交通ルールと交通マ ナーの遵守を習慣付けるような施 策を図ります。 消防防災 大規模災害への対策に万全を期 するため、水戸市、桂村の協力を 得て、本年も林野火災等を想定し た防御訓練の実施及び消防団貞の 教養訓練、水害を想定した水防演 習への参加を実施します。 各家庭の防火予防を図るため、 婦人防火クラブの活動を支援し、 初期消火訓練を実施するなど、地 域における防火意識の高揚に努め ます。 「県防災情報ネットワークシス テム」の活用により、災害発生時 の情報収集、伝達など迅速かつ適 切な対応に努めます。 当町における火災の発生は、建 物火災5件、下草等の火災2件、 車輌火災3件、計10件が発生し、 前年より2件増加しています。水 戸市との消防救急体制の強化と消 防施設の整備を図り、町民が安心 できる町を目指し、災害の未然防 止に努めます。 広報じようほく
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