広報じょうほく No.452 2000(平成12)年 1月
2/12

西暦2000年の新春を迎え、 町民の皆様にはますますご健膠の ことと心からお慶び申し上げます。 日ごろより、町民の皆様方から 温かいご支援ご協力を頂き、2期 日の町政を担当し本年毎月に折り 返し点を迎えることになりますが、 今後も町政伸展のため誠心誠意券 めてまいりますので、これまで同 様のご支援ご協力のほどお願い申 し上げます8 きて、一昨年は異常気象に見舞 われました。特に那珂川が大雨に ょりはんらんし、流域の方々に大 きな被害をもたらすをど、水に対 する不安を余儀なくされました。 国などへ那珂川董の要望陳情を 行ってまいりました結果、特別予 算捨置がなされ、上泉韓防藤井川 遭水門工事等、昨年から施工が開 始されて災害に強いまちづくりに 努めているところです¢ また、わが国の穫済状態は依然 として低迷を続けていますが、国 においては、景気回復のための公 共事業費やひつ迫する地方財政の 対策費などを含めて大幅に上積み するなど、前年度比3・8パーセ ント増という過去最大の大型予算 原案が内示され、積極型財政へ転 じるといわれています。しかし、 個人消費、設備投資などの回復が 必要不可欠ですので、地方財政に とりましては非常に厳しい年明け となりました。 町においては、道路網の整備、 上水道事業、公共下水道・農業集 落排水事業等の生活環境整備など をはじめとした平成11年度各種事 業も計画通りに執行でき、町政も 着実に伸展しております。本年も 引き続き、生活環境の整備を最優 先に進めるとともに、町民13、 426人が健康な生活を送るため、 より充実した保健予防・健慶福祉 施設としての(仮称)保健福祉セ 地域の特性を生かした まちづくりを目指して /∫\ ンクーの工事を進めるほか、温泉 資源を活用した心身の健康増進拠 点施設も平成13年度オープンに向 け、本体工事に着手します。更に、 片山地区周辺の整備、公園墓地の 整備、日本自動車研究所の一部移 転等各種事業を促進し、活力ある 町づくりを目指して一層まい進し てまいります。 また、懸案でありました国道1 23号バイパス道路、県道常北那 珂線の整備、十万原開発関連事業 が、都市計画決定され本格的に事 業化に向けて動きだしました。急 速な高齢化が進む中、高齢者自身 にとっても家族にとっても不安要 因となっている介護も大きな社会 間置となっています。町の65歳以 上の高齢者の割合も20・3パーセ ント(平成11年10月現在)を示し、 介護の問題が老後の大きな課題と なり、現実には家族だけの介護を 行うことは非常に困難になってい ます。こうした現状を踏まえて、 社会的な支援を行おうと新たなシ ステム確立が求められ創設された 介護保険制度が、本年4月から実 施されます。要介護認定の申請作 業を進め、介護保険制度を中心と した福祉の充実強化を図ってまい ります。 1999年から2000年にか けて、地域振興事業策の一つとし ての「常北メモリアル商品券」の 発行に際し、町で補助金を交付す るなど町内における経済の活性化 にも努めているところです。更に は、独自の有機肥料を使用したア イガモ農法と組み合わせた無農薬 米作り日本一を目指しながら、花 き栽培など施設園芸作物の導入を 強化し、意欲ある農業者への積極 的な支援を図りながら農業の振興 を進めてまいります。 東京都市収益事業が運営する場 外車券売場からの交付金ですが、 常北町長 阿久津 勝 紀 ′ \ 平成10年8月以来、すでに4億7 600万円(平成12年1月ュ4日現 奪に達しています。この資金は、 ㈲保健福祉センター、健康増進施 設整備、学校教育等を中心に充当 するとともに更なる財源確保に努 め、町の飛躍を求めるため最大の 努力を傾注いたします。そして、 常北町第三次総合計画「サンエス プラン常北」、いわゆる「住んで みたい 住んで良かった 住んで いて良かった」といえるまちづく り実現のため、当町の優れた文化 と環境に恵まれた地域の特性を生 かし、自然と調和のとれた町づく りを目指して、来るべき21世紀の 意義ある町づくりを推進してまい ります。 なにとぞ、変わらぬご支援ご協 力をたまわりますようお願い申し 上げ、ごあいさつといたします。 広報じようほ<

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です