広報じょうほく No.448 1999(平成11)年 9月
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7月29日、都内のホテルにおい て北東地域首都機能移転促進大会 が開催されました。大会では、主 催者として本県の橋本知事ヤ山口 県議会連絡協議会長があいさつ。 移転の意義、必要性や北東地域の 優位性を訴えるとともに、地域内 北東地域首都機能移転 促進大会を開催 北東地域の優位性を訴える橋本県知事 の組織や関係者が、一敦団結して 取り組んでいくことを確認し、全 国民に向け、北東地域への首都権 能移転を訴えました。国会議貞も 多数出席し、予定を超える1、2 00名もの方が参加する大盛況ぶ りでした。 また、大会終了後、国土庁長官、 国会等移転審議会、衆・参両院の 国会等移転に関する特別委員会委 員長等に対しても要望活動を行い、 北東地域への首都機能移転の意義 を強く訴えました。 衆議院国会等の移転に 関する特別委員会 ●橋本県知事の意見陳述要旨● 中央政府・国会は、災害発生時 には、災害応急対策の聡合調整を はじめとする危機管理の司令塔と しての責務を有しており、国民の 生命財産を守るとともに、国民の 日常生活・経済活動の維持に努め るという重大な任務を負っていま す。したがって、新首都は、地震 等の災害が発生する可能性が極め 80キロ〜120キロという連携を 確保するためのほどよい距離にあ ります。 さらに、これからは環境共生の 都市づくりが必要であることを強 調し、本県候補地はなだらかな丘 て低い地域に立地され ることが、何にもまし て重要です。 東京一極集中を是正 し、小さな政府の実現、 あるいは、政治・行政 と経済の分離に向けて、 首都模能の移転を実現 することが必要で、そ れが若者たちの将来へ の夢にもつながります。 東京と新首都との密 接な連携の確保が必要 となり、東京の文化を はじめとしたあらゆる 機能を生かしながら有 横的に連携させる方向 で移転することが求め られています。 本県移転候補地の特 性としては、東京と比 較的近いながらも、東 京との同時被災の可能 性はほとんどない極め て安全性の高い地域で す。また、本県移転候 補地は、東京とは概ね 陵、あるいは平坦地が続いていて、 著しい地形などの変更を必要とせ ず、多くの土墓を動かさずに覇境 に優しい都市(=「公園の中の国 際政治都市」)づくりが可能です。 広報じようほく

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