広報じょうほく No.445 1999(平成11)年 6月
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平成11年2月8日にご逝去され ました前町教育委貞長の小山光雄 さんに、正大位勲五等瑞賓章が贈 られました。 小山さんは昭和20年に教職に就 かれ、以降40年の長きにわたり、 教育一筋に勤められました。その 間には、熱心な指導で学力向上に 成果をあげるとともに、古内小学 校校長のときには郷土芸能「古内 平成12年4月から導入される介 護保険制度を自ら学ぼうと、下町 長寿会(大内わくり会長)が、5 月20日、コミュニティセンター常 北において勉強会を開催しました。 健康相談の一環として行われた この勉強会では、出席した30名の 会員が、『介護保険のしくみ』、 『サービスの種類』、『保険料と自 己負担』など、熱心に聞き入って いました。 制度のしくみは?サービスは〜 介護保険勉強会 故小山光雄さん(那珂西)に 正六位勲五等瑞真幸 ヽ 大杉ばやし」の復活に全力を尽く すなど、情操豊かな児童の育成に も傾注されました。 退職後も町の教育委貞、教育委 貞長などを歴任し、学校数育はも ちろん、社会教育、地域振興全般 にわたって貢献された数々の功績 を称えるとともにご冥福をお祈り いたします。 大内会長は、「導入にされるに あたって、自らの勉強のためと町 の対応を知る機会と思い企画した」 ということで、終了後の会見から も、「よくわかり、ためになった」、 「保険料でサービスが受けられれ ば便利だが、認定されなければた いへん」、「保険料の負担が…」な ど、さまざまな感想が述べられま した。 熱心に話を聞く 会の皆さん 〓一 (その 〓 長福寺と 袋田の滝 沢づたえせせらぎづたえ夏あざみ 小 山 柊 花 一片も二片も崩れ夕牡丹 森 島 保 子 せせらぎの川面みつめて藤の花 飯 嶋 と み 次の田へ田植機は泥こぼしつつ 飯 田 勇一 餓鬼大将芳花流しを帰りけり 中 村 草 介 北窓を開き谷川岳仰ぐ 杉 木 輝 夫 川の面に夏蝶映り行楽日 いそべ き よ しんじゅこう 新樹光浴び吊橋に一と憩ひ 安 藤 美恵子 えい 緑陰に土葬の裔の墓十基 永 山 綾 乃 ひまつ 岩壁を落ちる飛沫に虹生れ 小 堀 林 三 月居の芽吹きを見つつ茶屋を守る 根 本 幸 子 はお せせらぎの音ひそやかに朴の花 鈴 木 孝 女 ひもみねぎょうじや 靴の紐しかと結びて峯行者 須 江 君 子 みほとけの生む虹ゆえに美しき 小 野 草葉子 も 万緑や菊花御杖の大鳥居 今 瀬 多代美 架たんぼぽ風の合図を待つばかり 飯 村 愛 子 五月雨や鋳物工場鉄匂ふ 高 橋 芦 江 桐咲いて家の暗き開明るき間 鯉 渕 寿美恵 綿菓子のふんわり巻かれ花祭 阿久津 あい子 代田掻く棟械づしりと雫せり 長 須 きみの 春情しむ鋼屋・司屋深き軒 町 田 静 虹が出て木は落着きをとり戻す 瀬 谷 博 子 子 広報じようほく
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