広報じょうほく No.443 1999(平成11)年 4月
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今回は、2月4日から行わ れた海外派遣についての報告 です。 海外派遣研修に寄せて 本校では、平成7年度より 国際理解教育の一環として、 生徒の海外派遣研修を実施し て参りました。今年度は過去 3回の香港・マカオ、中国、 台湾への派遣の経験を生かし ながら、本格的にアメリカで のホームステイに取り組みま した。平成ュ1年2月4日、選 考された5人町生徒は不安と 期待が入り混じりながら、引 率の安蔵先生と共にアメリカ へ飛び立ちました。その後の 模様は、以下の報告をお読み 下さい。なお、この派遣研修 の潅費は、1町3村有北町・ 桂村・七会村・御前山村〉 か らなる常北高校後援会より援 助されたもので運営しており ます。紙面をお借りして御礼 申し上げます。 常北高校長 石井 要行 はるその′ ~行 程 表~ 2/4 成6]発 2/4 サニノブラニノミノスコ看 2/5 現地の高校見学リバティー・ユニオ:ノ ハイスクールでは,生徒の案内で一校内 や授業を見学 2/6 ホストファミリーとフリータイム フェアウ工ルパーティー 2/7 ホストファミリーに別れを告げ空5善ヘ サンフランシスコからロスアンジェルスヘ 午後ユニバーサルスタジオ見学。ホテル泊 2/8 ロスアンジェルス空港出発,帰国の遠へ 2/9 午後,新東京国際空ラ善(成8])着 リバティー・ユニオンハイスクーノし佼門にて ホームステイに参加して ホームステイをし、ロペ スさんのお宅でお世話に なりました。ロペスファミ リーは、ダン・クリス・ ネイト・メラニー・マー テウの5人に犬と猫がい る家族です。私が使わせ てもらったのは、ホスト シスターのメラニーの部 屋でした。彼女がベッド を貸してくれたので「御 免ね」と言うと、「いいの、 あなたのベッ ドだから」 と言って自 分では、床 に布団を敷 いてそこで 寝ていまし た。悪いな という気持 ちもありつ つ、彼女の 親切をうれ しく思いま した。 私はサイ ミリーは、とても親切で本当の家 族のヰっに接してくれました。そ んな中でも驚いたのは、初めて高 校に行ったときのことです。朝6 時半頃に起こされ、わけもわから ずに車に乗せられ高校に着くとす でに生徒たちが登校し朝食の準備 をしていました。ここでは⊥5人く らいの生徒同士で朝食をとる習慣 があり、私もその中に入って朝食 エンススクールの先生でもあるク リスには様々なことを敢えてもら いました。例えば、ガソリンスタ ンドのガソリンの入れ方や、銀行 でのお金の支払い、図書館にも連 れていってくれました。そのおか げでアメリカの日常に触れること ができました。ファミリーが私た ちを受け入れ、面倒を見てくれた ことに心の広い人達なんだなと感 じました。とてもすばらしい体験が できたことに心から感謝しています。 アメリカでの出逢い 2年4組 高橋 夏希 一一l■t、 ( たカールソンフア 私は、2月4日 から9日までの サンフランシス コホームステイ に参加しました。 私がお世話になっ をとりました。この時、アメリカ では随分早く登校することにびっ くりしました。私たちの高校より もはるかに大きな高校で、生徒の 数も千人百人ということでした。 ここでもみんな人なつこく、すぐ に打ち解けることができました。 食生活は、こってりした味付け が多く、主食はパンでした。初め の二日ぐらいは平気でしたが、さ すがに3日日ぐらいからお米が恋 しくなりました。そういうところ を思えば、やっぱり私は日本人だ なと思いました。 家族で買い物に行ったときも見 る物全て大きいのに誰がこんなに 食べるのだろうと思いました。 このホームステイを通して国は 違っても人の温かさや親切に変わ りがないことがわかりました。 次回も派遣報告を掲載します。 広報じようほ<
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