広報じょうほく No.443 1999(平成11)年 4月
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家族経営協定をご存じですか。 家族経営協定は、家族の話し合い の申から5年後の摩営目標を定め て、役割分担、収益分配、就業条 件等を協定書の中に規定するもの です。 このほど、笠間地域農業改良普 及センター管内で34組が誕生し、 合同家族経営協定調印式が行われ ました。協走者は夫婦間や親子間 ですが、夫婦間協定を績んだ女性 がインタビューの中で、「今まで 女性や若者に魅力ある農業を 豪族経営協定調印に小松地区ガら2名 トルコギキョウづくりに 取り組む飯村さんこ夫妻 は夫から多分な愛情を頂いており ましたが、これからは、十分なお 金も頂きます」と話し、会場中が 笑いに包まれる一幕もありました。 町からも、施設園芸を経営して いる増井の飯村静雄さんご夫妻、 上入野の江幡龍夫さんご夫妻が、 協定書に調印されました。2組の ご活躍とともに多くの女性や後継 者が、夢とやりがいのある農業経 営へ参画することを願うものです。 卜「 ′..ヽ- 3月23日、町内で農業用廃プラ スチックの回収が行われ、重さに してl・2トンもの量が集ま㌢ま した。 対象となったのは、ビニールハ ウスなどに使われている塩化ビlT ルで、役場を通して県リサイクル センターに登録した農家に呼びか けて実施しました。 回収されたビニールは、県の園 芸リサイクルセンターで再処理さ れ、ビニールハウスのすそ張り材 恐てればゴミ、分ければ資源 農業用廃フーコステックの回収を実施 や舗装材、消しゴムなどに生まれ 変わっています。 平成12年2月未ごろにも回収を 予定しています。限りある資源を 守り、野焼き等による環境汚染を 防ぐため、積極的にリサイクルを しましょう。 聞合せ 役場産業振興課 m288 I3111(内線215、216)、 JA水戸常北支店、m288- 2067 このようなビニールでも 新しく生まれ変わります 墨すって乾きやすさよ夜の梅 飯 嶋 と み 耕しの士道路まで飛ばしけり 飯 田 勇一 川いくつ越え来て遊行柳かな 中 村 草 介 春耕の土の渦巻き立ち上がり 長 須 きみの きんせんか 潮風や切るを戸惑ふ金蓋花 飯 村 愛 子 草むらにつぼみふっくら黄水仙 菱 木 女江子 芽柳の息ひそめては吹かれけり 鯉 渕 寿美恵 埋葬の数多に踏まれ犬ふぐり いそべ き よ 流されてほんとうは雛叫びたし 今 瀬 多代美 紅梅の香るテーブルとろろ飯 阿久津 あい子 院長の靴向きそろひ鳥雲に 竹 内 幸 子 早春や口紅を手にためしぬり 高 橋 芦 江 水仙の明るき色を写しけり 瀬 谷 博 子 常北郎埴 広報しようほく

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