広報じょうほく No.443 1999(平成11)年 4月
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3月21日から28日まで、コミュ ニティセンター常北ホールにおい て、上泉にお住まいの飯田マサさ んの短歌作品展が開催されました。 この作品展は飯田さんの95歳を記 念して行われたもので、今までに 詠んだ中の約20首を展示しました。 飯田さんが短歌に親しむように なったのは、80歳のとき、公民館 事業の短歌教室に参加したのがきっ かけだそうで、以来15年、町の花 桐短歌会などで活動してきました。 「難しく考えると続かないので、 気楽にやっています。浮かんでき たことを詠ん 今まで続けてこられた秘けつを話 してくださいました。 花桐短歌会の多田志保子会長も 「生涯学習のお手本ともなる飯田 さんの生活態度に敬服するばかり。 生きがいをもって学ぶことがさけ ばれている中で、誠に尊い生き方 だと心から賛美を送ります」と称 えました。 飯田マサさん 「95歳の短歌作品展」 〜飯由さんの作品展から〜 (米寿のお祝いで) ささやかな花束なれど捧げたし 米寿の君の胸に飽かせむ (大子町で) 古分屋敷とふ山峡の一軒家へ 郵便夫のバイクかけ上り行く 今日一日クロッケイ競技も休みな り 心静かに般若経を写す 作品展での飯田さん 交通安全活動に対する功労が認 められ、上青山にお住まいの鮎沢 フミ子さんに、このほど水戸警察 署長から感謝状が送られました。 鮎沢さんは、自宅近くにある青 山小学校前の横断歩道において、 し上う 児童の通学時閤に毎朝、立哨活動 児童の無事を願って交通安全活動 鮎沢フミ子さんに感謝状 をされています。 受賞にあたって、「子どもがお 世話になった恩返しにやっている だけ。75歳まで続けられればと思っ てやってきたが、達成できたので、 今度は即歳を目標にがんばりたい」 と話してくださいました。 ( 雨の日も風の日も児童の安全 を見守る鮎沢さん(右端) 安全な食生活と環境を 「健康づ<り講演会」 食生絡に影響を与えている化学 物質や生活環境に変化をもたらし ている環境ホルモンをテーマにし た「健康づくり革演台」が、3月 訪日、コミュニティセンター常北 の研修室で行われました侵 この講演は「環境と食生活」と 慈し、常磐大学数授の古賀ノブ子 先生をお迎えLて実施きれました。 講演では、食品添加物の安全確 保紆策、化学物質の食品への移行 や残留などをグラフや囲で示し、 訪れた人にわかりやすく説明しま した。終了後は、町食堂箔改善癒 進展協語合眉の協力により、生活 習慣病予防食の試食が行われまL た。 環境の食生活をテーマに講演する古賀先生 l
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