広報じょうほく No.442 1999(平成11)年 3月
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お年寄りや子供たちなど多くの 人々に夢や希望等を与、え、人生に 潤いや心の豊かさ、生きるすばら しさを持たせ続けているグループ や教室等が町には数多てあります。 そんなグループや教室等の申か ら平成10年度生涯学習フェスティ パルに参加し、多くの人々に感動 や楽しさを与えてくれたグループ の発表の藤子をのぞいてみました。 -子供たちの心を開く -少年少女ボランティア教皇1たん ぽぽの舎Lの発表かち- ちゃかま 本年は「ぶんぶく茶釜Lのお音 を手作りの大型紙芝居で教義して くれまし竃 発表は、はっきりした口調とと もに内容もわかり易いもので∵観 客は真剣な表情で、そのお話に開 タイミンクよく紙芝居を行う少年 少女ボランティア教室の皆さん き入っていました。 紙芝居も手作りで大型、見やす く作られていました。「この紙芝 居作りには、かなりの時間と労力 がかかっているだろうなあ…」と びっくりしている観客もいました。 「ぶんぶく茶釜」のお話は、皆 さんがご存じのように、正直者の くず屋さんに助けられたタヌキが、 そのお礼にくず屋さんに金もうけ させるために、茶釜に化けて騒動 を繰り広げるお話です。タヌキの 変身の妙や構成のおもしろさに笑 いを誘うものがあり、観客は大変 ・関心を持って聞いていました。 この「ぶんぶく茶釜」は、群馬 もりんじ 県館林市の茂林寺に伝わる伝説と され、この寺に茶釜が現存してお り、今でも拝観者の観光の目玉に なっています。 少年少女ボランティア教室「た んばぽの会」は結成されて今年で 10年になるそうです。今までに、 潅たきりの方や老人保健施設、保 育園などの慰問活動を始め、各種 イベン寸等に出演し、多くの人々 に心のやすらぎを与えています。 最近では、他の市町村の各種団 体や施設からも要請があり、出演 して大変好評を博し、各方面から 高い評価を受けているグループで す。 ( いつでも どこでも みんな の発表から- : の「読み聞かせ会しが基になって 発足し、今年で8年目を迎幸い 一 ます。「お話の実践」を通して子 どもたちの心を開き、創造力豊か な子どもを育てることを目標に、 幼児や小学生を対象にして、お母 さん方13名の会員で活躍している そうです。 楽しく、心の豊かさを育てる人 形劇やベーブサートパネルシアタ 2 創造力豊かな子づくりに一役 -「お話の会くれよん」の発表から一 昨年の生涯学習フェスティバル の発表では、ふるさとの昔話「自 蛇が支えた石塚名物ワサビと宰相 滝の話」をアレンジして、みごと なまでに演じました。 本年は「きりかぶのあかちゃん」 (まどみちお作)の童話をベーブ サートで披露してくださいました。 せりふ 大掛かりな舞台装置で、台詞と動 きもぴったり合い、観客の目を見 張らせました。 観客の中には1あんな舞台装置 をいつ、どこで作ったのだろう」 と驚いている人もいました。ある 人も「いつもみごとな舞台装置作 りと演出には感心させられますL と舞台作りの創意工夫とその演出 のすばらしさに感嘆の声をあげて いました。 この「お話の全くれよん」は、 平成4年に常北幼稚園の母親文庫 ( ーなどを手作りで行い、公演して いるといいますから頭が下がりま す。この「きりかぶのあかちゃんし の発表では、効果のある音響で話 を盛りあげました。 最後になりましたが、少年少女 ボランティア教室「たんぼぼの 会」と「お話の全くれよん」の皆 さんの活躍をご期待申し上げます。 平成10年度生涯学習フェスティ バルの発表の様子を4回にわたっ て紹介してきましたが、参加され た皆さんのいきいきした学習活動 ぶりには頭が下がりました。 生涯学習課では、このような学 習情報の提供と相談を行っていま す。お問い合わせください。 (℡288-6100) お吉の会くれよんのベーブサート 見事な演出に観客も見とれて 広報じようほく

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