広報じょうほく No.440 1999(平成11)年 1月
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「園児たちは、みんなでリズム 遊びや身体表現などをするときが、 最も喜びますし、いきいきと目を 輝かせます」とある保育園の先生 はおっしゃいます。 今年度の「生涯学習フェスティ バル」に町の三つの保育園に参加 していただきjした。 その結果、多くの保護者や町民 の方々かち高い評価と共感を得ま したので、ここに保育園児たちの 発表の概要をご紹介します。 -みんなで楽しく鼓笛演奏 頑どり保育芦の発表から 4歳、5歳の園児のみんなが楽 しく鼓笛の演奏をしてくれました。 演奏曲目は「友だち賛歌」と 「水戸黄門」の2曲で、みんなで 力を合わせたすばらしい演奏でし た。 みんなで楽しく…みどり保育園児たち おそろいの衣裳で、手をつなぎ、 三人扇や鳥などみごとに完成させ てくれました。 園児のみんなは、この日のため にパートごとに練習を重ね、演奏 への自膚を深めてきたそつです。 こうした努力が、多くの人々を 共感させる演奏となり、今後の園 児たちの力強い励みになることと 思います。 また、このような取り組みによ り、友だちとの疎いかかわり、伸 はぐく 閏づくりの力を大きく育んでいく ことはとても大切なことだと思い ます。 2 力を合わせて組体操完成 感光保育周」の発塞から 園児のみんなが大好きな曲、 「V6のビイーエアセルフ」に合 わせて、観体操をしてくれましたb ( 力を合わせて完成…靖光保育園児たち そのたびごとに、保護者や多く の人々から盛んに拍手をあび、園 児たちは満足げでした。 「この日のために、園児たちが 力を合わせて、一生懸命がんばっ てきた」といいます。 子ども同士が、身体のふれあい をもつことにより、友と心を通わ せているほほえましい姿がそこに ありました。 これらのことが、園児一人ひと りの気持ちを伝える表現力を挙っ ものとなり、ひいては園の力にな ると強く感じました。 3 心ひとつに鼓笛隊が演奏 「常北保育園」の発表から パンダ観の18名による「10人イ ンデアン」と「0点チャンピオン」 の演奏で、園児たちの一生懸命さ が心を打つ鼓笛隊でした。 「園では、園児が手にまめがで きたり、難しくて曲が先に進まな かったりしたとき、みんなで励ま し合い、支え合って練習してきた」 といいます。 そんなひたむきな努力が、多く の観客を引きつけ、園児たちの貴 重な感動体験につながったものと 思います。園の「心の豊かさを育 む」大きな力となるものと考えま す。 それぞれの保育園児のみんなが 心を一つにして、日を輝かせて真 ( 剣に取り組んだ姿には、見る者の 心を打つものがありました。 それにしても、ご指導に当たら れた保育園の先生方の大変なご苦 労とご努力には頭が下がりました。 これらの発表等の貴重な園児た ちの体験が、一人ひとりの感性を 高め、情緒の発達を促し、仲間づ くりの力を育み、表現力等を高め る足掛かりになると考えたとき、 私たちは将来ある園児たちにもっ と温かい手をさしのべてやる必要 があるのではないでしょうか。 また、これを横に、これら音楽 等の発表が、どんなに人生を豊か にするものであるかを子どもたち にしっかりと伝えていきたいもの です。 心をひとつにして・・・常北保育園児たち 広報じようほく 6
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