広報じょうほく No.440 1999(平成11)年 1月
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たくさん楽しい想い出を作りた いと思います。 町に望むこと ▽このまま、緑の多い町であって ほしいと思います。今の常北町、 好きです。 ?他の市町村から尊敬されるよう な地域づくり。 ▽このまま、少しでも多くの線を 残していってほしいです。 ▲森林減少問題を感じさせない、 今以上の緑ある町にしてほしい。 仕事などで他県や海外等から帰っ てきたとき、安心できるような。 ▽いつまでも自然がいっぱいの町 であってほしい。 ▽税金のムダづかいをやめてほし ヽ ○ トV ?これから先、この町がどんなふ うになっていくのか知らないけ ど、私は田舎が好きなわけでは ないが、道が広くなり、辛が多 くなり…というような今の状態 は、あまり良いとは思わない。 場外なんとかができて、あの辺 はすごく車が多くなった。私は あんまり良いとは思わない。 ▲道路をもっと広くし、デパート やレジャー施設を造って近代的 な町にしてほしい。(緑を減ら さずに) ▽いつまでも穏やかな町であって ほしい。清く正しい政治を。 ▲高齢者を受け入れる施設をもっ と増やしていってほしい。 ひ と こ と ▽みんな元気でがんばって〃‥ ▽自分を好きと言える自分になり たい。 ▽今まで学んできたことを十分に 生かし、何事にも一生懸命取り 組んでいきたい。 ▲20故になっても心から笑えるよ うに。 ▽成人したということで、もっと 責任を持って行動しなければい けないと思う。 ▽まずは、今の目標を達成できる ようがんばります。 ▽選挙は絶対棄権しないぞ〃‖(毎 回必ず行く) ▽私が一番今怖いのは死ぬことで ある。いくら自分が気を付けて いたって、避けられない場合も ある。私の夢は長生きすること。 一度しかない人生、長く楽しく 生きられたら100点満点では ないか。 ▽幸せな家庭を持ちたい。 ▲これからも笑顔をたやさずに/ これからの人生、悔いの残らな いように、精一杯生きよう/ うどし 今年は卯年。十二支の4番目の うさぎ年です。卯は東の方角、ま た「卯の刻」といえば、午前6時 ごろを指します。 明治中ごろから 日本でも飼育 うさぎは、ウサギ科のほ乳類で す。うさぎというと耳が長く、日 が赤く、毛は白、ピョンピョンと 跳ねる動物を思い浮かべますが、 これはわたしたちがよく見る日本 白色種で、ほかにも多くの種類が います。毛が白黒(または白茶) でパンダウサギともよばれるダッ チ、耳の下がったロッブイヤー、 耳の短いピーターラビットなどで す。 うさぎが家畜化されたのは12〜 13世紀ごろといわれ、その後、ポ ルトガルの航海者が食糧の補給源 として各地に広めたとされていま す。第一次世界大戦のころは、ヨー ロッパ各地で食肉用、毛皮用にさ かんに利用されました。日本では 日清、日露戦争のころから、日本 白色種が大量に飼育されるように なりました。 うさぎを数えるときに、1匹、 2匹と言わずに1羽、2羽と言う のも、昔、獣肉を食べるのを忌み 嫌っていた時代に、鳥のような数 え方をしてうさぎを食べていたか らでしょう。うさぎは貴重なたん ばく源だったのです。 悪役や英雄 さまざまな役 うさぎの許は、古くは吉事匡 に発しています。うさぎが海の上 いなば に並んだワニザメをだまして因幡の国に渡ろうとします。しかし、 最後にワニザメの怒りを買ってし まい、皮をはぎ取られて苦しんで おおくにぬしのみこと いるうさぎを大国主命が救うとい うお話です。 だれでも知っているうさぎの話 といえば、「うさぎとカメ」です。 うさぎとカメが向こうの山まで、 どちらが先に行けるか費争します。 早いうさぎは、カメがのろいのを 見て、途中で油断して昼寝をして しまいます。その間にカメがゴー ルするというお話で、地道に努力 すれば必ず成功するという教訓で す。 こうした話は、動物競争物語と して各国にあります。 もう一つ、日本の昔話で有名な のが「カナカナ山」です。この話 にはちょっと残酷なシーンもある ので、最近ではあまり語り継がれ ていないようです。 うさぎは悪役だったり英雄だっ たり、だましたりだまされたりと、 いろいろな役回りをこなしていま す。 よく知られている 月の餅つきうさぎ うさぎは身近な動物のわりには、 親しまれていることわざは少ない うさぎ ようです。「兎死すれば、狐これ を悲しむ」「狐死して兎泣く」は、 同類の死を悲しむということ。 さいもん 「兎に祭文」は「馬の耳に念仏」 と同じ意味で、言っても無駄なこ と。「兎の登り坂」は、最も得意 とする場所で力を発揮すること。 「兎兵法」は生兵法のことで、役 に立たないこと。どのことわざも ふだんあまり聞きません。 よく知られているうさぎという と、月の餅つきうさぎでしょう。 平成11年用の寄附金付・お年玉付 50円郵便切手および年賀50円郵便 切手の意匠は、「佐原張り子」の 餅つきうさぎです。これは、千葉 県佐原市の手張りの民芸品です。 80円の方は、「山形張り子」の玉 乗りうさぎです。 広報じようほく 5
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