広報じょうほく No.440 1999(平成11)年 1月
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輝かしい平成11年の新春を迎え、 町護会を代表いたしまして謹んで 新年のごあいさつと町民皆様のご 健勝を心からお慶び申し上げます。 また、町民皆様には日ごろから ▲ 町政に対し、温かいご理解とご協 力をたまわり厚く御礼申し上げま す。 お陰をもちま←て、昨年も着実 に発展への基盤を固めてまいりj したが、ここに新年を迎え本町の 一段の躍進を期して、清新の気が みなぎるのを覚えます。 さて、昨年は長引く景気低迷に より実質経済成長率もマイナス成 長にあり、極めて深刻な状況であ りました。 政府は景気回復を最優先し、98 年度第3次補正予算と99年度予算 を合わせて『15カ月予算』と位置 付けし、公共事業の前倒し及び地 域振興券(商品券)の交付等によ ■、 り、個人消費の喚起と地域経済の 活性化を図る積極防染景気浮揚策 一 により、成長率の押し上げを期待 しているところです。 一方、9兆円を超える大型減税 の影響により税収が減り、財源不 足を補う国債発行など財政状況は 悪化しており、深刻な財政危機と なっています。 同様に、地方自治体の行財政を 取り巻く環境もなお厳しいものが ありますが、本町の生活基盤整備 等は順調に進められております。 主な生活関連の整備状況を見ます と、まず、平成3年度から事業に 着手いたしました那珂久慈流域関 連公共下水道事業が本年供用開始 となり、快適な生活環境が目前と なってまいりました。.また、一常北 青山地区の農業集落排水事業も順 調に推移し、平成14年優の供用開 始を目指しているとこぢでありま より豊かな 住みよい 町づくりを目指して す。 わが国では、急速な高齢化と共 に、介護の間患が老後の最大の不 安要因となっています。介護が必 要になっても、残された能力を生 かしてできる限り眉立し、尊厳を 持って生活できるようにすること は共通の厭いでありますが、現実 には家族だけで介護を行うことは 非常に困難になっています。 介護保険制度は、介護を社会全 体で支え、利用者の希望を尊重し た総合的なサービスが安心して受 けられるしくみであり、本年の10 月から要介護認定の申請受付を開 始し、平成12年4月1日に実施で きるよう進められます。 本町においては、常に住民の健 康を第一と考え、各種の健康づく り事業を推進しております。より 充実した保健予防、保健福祉の受 け入れ体制の充実を図るための拠 常北町議会議長 関 谷 点としての『保健福祉センター』 が、平成11年度・12年度の継続事 業により、コミュニティセンター 常北の北側において建設が進めら れます。 また、下古内大平地区に待望の ゆう 温泉が湧出いたしましたが、町の 検討委貞会の中で温泉の利活用に ついて十分検討しております。 そのほか、多くのプロジェクト が計画され、本町の発展基盤を支 えるものとなっております。 私ども議会といたしましても、 より豊かな・住みよい町づくりを 目指してさらに創意工夫を重ね、 町民皆様のご期待に応えられるよ う最善をつくす決意を新たにした 次第であります。 どうか、本年も相変わらずのご 支援、ご協力をたまわりますよう 心からお願い申し上げまして、新 年のごあいさつといたします。 誠 広報じようほく

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