広報じょうほく No.440 1999(平成11)年 1月
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広報顧離 平成11年の新春を迎え、町民の 皆様にはますます御健勝のことと 心からお慶び申し上げます。 町民の皆様から温かい御支援を 得、引き続き2期日の町政を担う ことになりました。今後も町勢伸 展のため努力してまいりますので、 旧に倍し御支援、御協力のほど、 お願い申し上げます。 さて、昨年は異常気象に見舞わ はんらん れ、特に那珂川が大雨で氾濫した ため、流域の方々は大きな被害を 被りました。国において陳情等の 結果、平成10年度那珂川築堤を緊 急特別措置として予算措置され、 上泉墳防、藤井川逆水門等などが 施工されることになりましたこと をご報告いたします。 わが国の経済は依然として低迷 を続けており、国においても意気 回復のための公共事業や、ひつ迫 する地方財政の対策費を大幅に上 ′i 積みするなど積極財政に転じると いわれています。しかし、第一に 個人消費、設備投資などの回復が 必要不可欠ですので、地方財政に とっては非常に厳しい年明けとな ります。 常北町においては、平成10年庶 事業も道路網の整備、上塵豊桑、 本年4月から一部供用開始がされ る公共下水道、農業集落排水事業 を始めとする生活環境整備など、 各種事業も計画通り執行でき、町 政も着実に進展しております。 本年も引き続き生活環境の整備 を始め、町民13、400余人が 健康な生活を送るため、より充実 した保健予防、保健福祉の拠点と なるように、本年より2カ年継続 事業としてコミュニティセンター 隣にコ仮称)保健福祉センタ⊥ の建設、藤井川ダム周辺に掘削し た温泉資源を活用した心身の健康 地域の特性を生かした 自然と調和のとれたまちづくり 増進拠点施設整備の用地確保等に 入ってまいります。 さらに、片山地区開発、公園墓 地の整備、日本自動車研究所の一 部移転等の各種事業を促進し、活 力ある町づくりを目指してまいり ます。 また、懸案でありました国道123 号線バイパス道路、県道常北那珂 線の整備、十万展開発関連事業の 都市計画決定に向けた作業も順調 に進み、いよいよ本格的に動き出 しました。 急速な高齢化を迎え、介護の問 題が老後の最大の不安要因となり、 現実には家族だけでの介護を行う ことが非常に困難になっています。 こうした現状を跨まえて創設され た介護保険制度は、社会全体で支 え、稔合的なサービスが受けられ るようにと平成12年4月の実施に 向け、本年は要介護認定の申請受 ′ヽ 常北町長 阿久津 勝 紀 付が始められます。桂、御前山村 3町村で介護認定事業を進め、介 護保険制度を中心とした福祉の充 実を図ってまいります。 東京都市収益事業組合で運営し ている場外車券売場からの交付金 ですが、昨年12月30日で1億2千 万円が見込まれ、この資金等は温 泉活用整備を中心に充当してまい ります。また、これからも財源の 確保に努めながら、町の飛躍を求 め、本町の優れた環境と文化に意 まれた地域の特性を生かし、自然 と調和のとれたまちづくりを目指 して、これからも町民の皆様とと もに活力ある明るいまちづくりを 推進してまいります。なにとぞ変 わらぬ御支援、御協力をたまわり ますようお願い申し上げ、年頭の ごあいさつといたします。 広報じようほく

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