広報じょうほく No.439 1998(平成10)年 12月
2/16

第8回「茨城県青年の船」に参加 10月25日から⊥1月3日までの10日間、「茨城 県青年の船」が中国を訪問しまtた。この事業 は、広い視野に立った青年活動を進めるリーダー を養成するため、県や県青年団体連盟が主催と なって青年や学生を海外に派遣し、青少年団体 などの活性化と支援の充実を図っています。 今回の研修に、冨永昭彦さん(磯野)が参加 されました。その体験談をご紹介します。 上海の街頭で 「0Ver -he Se a 夢を友情を求めて」というテー マのもとに、国際感覚量かな地 域社会づくりの担い手としての リーダー養成を図るため、橋本 昌 茨城県知事を総団長に8回目の 青年の船が、10月25日、大洗港 をふじ九(日本では、あすかに 次ぐ豪華客船)にて出航。 船内では、6時30分起床。講 演、級別・係別自主活動、レク リエーションとスケジュールが 詰まっており、22時30分の消灯 までは多忙だ。食事は大変豪華 な日・中・仏料理で、夕食事は スーツ着用。 10月28日、いよいよ60時間か けて上海へ。上海外国語学校の 学生さんに案内されての市内散 策。上海は高層ビルの建設ラッ シュですごいが、交通事情は悪 く、車両優先、悪路、横断歩道 もなく、のんびり歩けない。ト イレも有料で、紙、仕切りがな い。見るものすべてがカルチャー ショックである。中国の通貨は 元(⊥6・5円)で、物価は安い。 上海日立電線、亀屋電検さん を視察。中国は社会主義国家な ので、土地は買えず、契約年数 に応じて料金を支払っていると のこと。蘇州では、虎丘、寒山 寺を見学。無錫、再び上海へ。 中国大陸では3泊4日であった が、現地青年との交流、歴史、 文化を自らの眼で見つめ、体で 感じ取り、貴重な体験をした。 10月31日、上海港を出航し、 船内研修を終えて、ュ1月3日に 大洗港に帰港。下船しても別れ が辛いのか、あちこちで記念撮 影。抱き合ったり、涙を流した り、グッとくるものがあったが、 あ 「また逢おう」と固い約束をし、 帰宅の途へ。 ( 今回は会社から海外研修とい う形で参加しましたが、10日間 の研修は一生の宝です。現地、 船内交流を通じて、人と人との 出会い、そし 域と会社の発展に生かしていき たいと思います。次回は3年後 ですが、皆さんも、ぜひ参加し てみては…。 冨 永 昭 彦 舶の中で橋本県知事と 広報じようほく 2

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です