広報じょうほく No.438 1998(平成10)年 11月
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第4回東関東吹奏楽コンクール が、9月27日、県民文化センター で開催されました。このコンクー ルには、栃木、茨城、千葉、神奈 川の各県からの代表が参加。常北 中学校(細谷光徳校長)の吹奏楽 乗関東吹奏楽コンクールで 常北中ガ銅賞 部も県の大会で優秀な成績を収め、 このコンクールに出場しました。 コンクールでは、自由曲を演奏 する部門に出場。「仮面幻想」と いう曲を演奏し、30校の代表の中 で見事、銅賞を受賞しました。 受賞報告に訪れた松崎沙織さん(部長・3年)と松崎順子さん(副部長・3年), 顧問の松島先生,長野教頭先生(写真中央右から)。右は阿久津呵長と森木教育長 ”苦楽は心” 松 崎 沙 織 今まで悔しい思いをしてきた夏 休み。今年こそはと思い、「絶対 関東出場」を目標に、部員一同、 精一杯がんばってきました。 私たちは、みんな音楽が大好き です。今までの練習では、悩みヤ つらいこともたくさんあったけれ ど、それを乗り越えたとき、音楽 を通して部員全員の心が一つになっ たのを感じ、音楽をすることの最 高の喜びを実感します。 私たちは、いつも「音楽は心」 ということを忘れないで練習に取 り組んできました。その結果、関 東大会出場という目標が達成でき、 私たち三年生にとっては、悔いの 残らない最後のコンクールとする ことができました。 最後に、私たちをここまで引っ 張ってくださった先生、そして先 輩たちに深く感謝します。 みんなの心をひつとに 松 崎 順 子 私たちが三年生になって立てた 目標は、関東大会に出場するとい うことでした。東関東大会に出場 するためには、毎日の練習をおろ そかにしてはいけません。みんな がまとまって心をひとつにしなけ れば、いい音楽をつくることはで きません。だから、顧問の松島先 生の指導のもと、部員二人ひとり が一生懸命に練習に取り組みまし た。その結果、中央地区大会では 一位で通過し、県大会では東関東 大会の出場団体になることができ ました。 私は、みんなが心をひとつにし たからこそ、目標の東関束大会に 出場することができたのだと思い ます。この部活で、みんなでひと つの音楽をつくることのすばらし さを実感することができました。 これからも、このような吹奏楽の 活動ができたらいいなと思ってい ます。 最後に、束関束大会へ導いてく ださった先生方や吹奏楽部を享え てくださった父母会の方々、先輩 方に感謝したいと思います。あり がとうございました。 かったです。 吹事案コンクールによせて 松 島 正 人 中学B.部門は、奏者が三十五名 以内で、一曲の自由曲を七分以内 で演奏することになっています。 大会は年に一回で、この大会だけ で一年間の練習の結果が決まって しまうために、どの学校も全力を 尽くして演奏してきます。まさに 七分間のドラマなのです。 このように緊迫した中でも、生 徒たちは伸び伸びと演奏すること ができ、練習の成果を十分に発揮 して、中央地区大会、県大会を通 過して、常北中として二度目の東 関東大会に出場することができ、 銅賞を受賞することができました。 「仮面幻想」という変拍子の難 しい曲だったのですが、ダイナミッ クに奏することができました。他 の中学校では、小学校からの経験 者がほとんどなのですが、その中 で一年生からスタートし、練習を 重ね、高い演奏技術をマスターし た本校の生徒の努力と可能性は実 にすばらしく、頼もし 広報じようほく g
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