広報じょうほく No.437 1998(平成10)年 10月
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「そう快な汗をかくことがスポー ツのだいご味の一つである」と私 は常日ごろ考えています。 つでも どこでも だれでも 私は、子供のころから、友達と 共に学校の運動場や空き地等で、 ベースボールというスポーツに親 みんなで生涯学習 快い汗に生吾がいを感じて -「ソフトボール活動」を通して一 常北町ふれあい塾講師 美野輪 文 雄 学習紹介 ⑳ しんできました。それが病みつき になって、今でもソフトボールや その審判をして楽しんでいます。 私は長い間、仲間と共にソフト ボールを愛し、快い汗を流し、楽 しさなどを味わってきましたので、 普段から考えていることを少し述 べてみたいと思います。 1 体験を通して楽しさを ソフトボールに限らず、スポー ツをやったり、見たりして楽しむ ことは人生において有意義なこと だと思います。 日ごろスポーツに縁のない人で も、一度ぐらいはソフトボールの 試合をご覧になったことがあると 思いますが、本当の楽しさは、体 験してはじめて味わうことができ るのではないでしょうか。 最近では、レクリエーションと して楽しむ人々も増えております。 日曜日の朝などに、色とりどりの ユニホームでプレーに興じるお父 さん方やママさんソフトもあちこ ちで見かけ、うれしい限りです。 ■ このように、楽しむ心をもって、 ソフトボールを体験し、継続する ことが何よりも大切です。 2 真の仲間づくりとふれあいを ソフトボールは仲間づくりに最 適だと思っています。 全国的なブームのソフトボール は、老若男女を問わず、「走る、 投げる、打つ」という人間の欲求 を満たしてくれるスポーツです。 また、ソフトボールはレクリエー ション的な楽しい要素がある反面、 野球よりテクニックが要求される 激しいスポーツです。 ですから、これらのことを仲間 同士が助け合い、励まし合ってチー ムづくりをしなければなりません。 そこに仲間意識が生まれ、真のふ れあいができあがります。 3 集中力を高める効果を ソフトボールは、各人の集中力 を高める効果があると考えていま す。 例えば、レクリエーションとし て、ソフトボールを始めた人でも、 ソフトボールに取り組むにしたがっ て、そのスピード感と迫力に魅せ られ、少しでも速いポールを打っ たり、投げたりしたくなるもので す。また、実力伯仲のチーム同士 の対戦となると、ひとつのエラー、 一本の長打で勝敗が決まります。 それだけに、ピッチャーを中心と したディフェンスの充実が重要と なり、選手が集中力を高めで取り 組むことが要求されます。 これらに応えるためには、集中 してボールを打つ、投げる、追う などの必要があり、集中力を高め る絶好の場になると思います。 4 運動不足などの解消を 最近、動きの鈍い子供たちや若 者が増えています。また、高齢化 が急激に進み、健康への関心が一 層高まってきています。 特に高齢者においては、家の中 に引き込もりがちで、運動不足等 になりがちです。戸外に出て、伸 び伸びと運動したいものです。 過度でなく、自分の体調や体力 などに合った運動は、単に成人病 対策、ストレスや運動不足などの 解消につながるだけでなく、健康 増進などにもつながるものです。 5 スポーツで喜びを 私は、ソフトボールを通して長 年快い汗を流し、体験した人でな ければ味わえないさわやかな喜び に浸ってきました。 この満足感と喜びを、今後もみ なさんと共に味わっていきたいと 考えています。また、何事にも目 標を持ち、生涯学習を続けること は、その人にとって大切なことで あり、価値や意義があることだと 考えています。 広報じようほく
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