広報じょうほく No.436 1998(平成10)年 9月
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常北中卓球部(個人)が関東大会へ 奈央 か出場』「 男子 女子 /\ 試合に勝てたときが卓球をしていて 楽しいと思うとき。書式合では、攻め ていく自分のスタイルができるよう に心がけているという海野さん 卓球を始めたのは中学に入って からという荒井君。練習では、 「なまけない 休まない」を心 がけ、見事に関東大会に出場 -短かい練習時間にもかかわらず 強いチームや選手が育っています が、どのような点をエ夫されてい るのでしょうか。 1チー・くりや選手育成でのお 寺えを聞かせてください。 卓球を楽しんでもらえるのが一 番ですが、その中で勝てれば言う ことなしですね。練習量など、現 在の状況では難しい面もあります が…。 技術以外に、精神的な面も大切 だと思います。また、練習のとき でも試合を想定して行うようにし ています。5分でも10分でも、試 合を涙に入れ、考えながらやる意 識を持たせています。 -顧問になって2年目で関東大会 出場選手を育成されるなど、短期 間で好結集を収めていますね。 上級生が下級生を見ていますし、 部の顧問も3人が担当しています。 みんながみんなを見ているので、 私一人の力というわけではありま せん。私よりも生徒たちの方が苦 ( 女子卓球部監督 男子卓球部監督 桧山 久長教諭 磯崎 則男教諭 午後4時から6時30分ぐらいま で練習していますが、全国を目指 すには練習時間が足りないので、 関東大会を目標にしています。中 学生の時期の練習は大事ですが、 労したのではないでしょうか。 前は陸上部を担当していたんで すが、陸上哉技でも、足が速いか ら勝てる訳ではないんです。駆け 引きもありますし、緊張の中で実 力を発揮させるようにもしなけれ ばなりません。対戦相手を見たと きに、「勝てそうにないな」と思っ てしまえば、その時点で勝負は負 けています。「自分がやってきた こと、自分の卓球をやれば勝てる」 「敵は自分自身」、そうアドバイス するとともに、選手の実力を十二 分に発揮できるようにしています。 -試合中はどのようなアドバイス をしているのですか。 選手が緊張していれば、まず、 深呼吸をさせて心を落ちつけます。 あまり細かいことは言わず、その 日の一番良いところやミスの内容、 相手の弱点をポイントを絞ってア ドバイスするくらいです。 広報じようほく
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