広報じょうほく No.436 1998(平成10)年 9月
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防災行動力を身につける 自分を 家族を、手ちを±るために 身につけたい 防災のために必要な活動は、消火活動や救出活動、 応急救護、避難などさまざまです。災害から自分や 家族、自分のまちを守るには、一人一人がこうした 行動を身につけると同時に、自主防災組織など、地 域ぐるみで取り組む防災活動がとても大事です。 この ましょう 出火防止や初期消火は、火災 の被害を少なくするためにとて も大事です。ぜひ訓練に参那し、 マスターしておきましよう。 特に、消火器は備えていても、 使ったことがないという人は多 いはず。こうした訓練の横会を 利用して、三角消火バケツや消 火器などの取り扱い方法を覚え 出火を防ぐ 火を消す ●三角消火バケツによる消火 キャップを取って、ひざよで引きつけ、前方へ押し出す。 家などが倒壊して下敷きになっ た人を救出するときには、周囲 の人に協力を求めて救出活動を 行わなければなりません。 救出訓練では、このような場 合に対処するための方法を訓練 します。のこぎりや草のジャッ キ、バールなど身近にある道具 を使っての救出方法や、救出作 業の安全確認、複数での作業の 安全な避難の方法は、知って いるようで知らないことが多い ものです。安全を確認する意味 でも、訓練に参加しましょう。 火災が発生したら、どの方向 へ逃げたらよいのか、煙を吸わ ないようにして逃げるにはどう するかなど、避難訓練では具体 的なポイントを体で覚えます。 訓練中、分からないことがあっ たら、質問するなどして、確実 に覚えましょう。 /\ 安全に遭難すら 大きな災害のときは、負傷者 も多くなり、消防署などによる 救急活動が間に合わなくなりま す。そのため、周囲の人同士が 助け合って応急救護をすること がとても重要です。 応急処置として、とくに重要 なのが、心臓マッサージャ人工 呼吸です。現場の近くにいたと きに対処できるよう、応急救護 訓練でぜひ覚えましょう。 また、止血方法や骨折の応急 処置、けが人の搬送、包帯や三 角巾の使い方、けが人の運び方 なども覚えておきたいことです。 広報じようほく

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