広報じょうほく No.435 1998(平成10)年 8月
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ごうする?! こん喀こ舌 応急手当●夏場に多いけがや病気の手当 せ、衣服をゆるめます。 ①ぬ れタオルなどで頭部や体を冷や すと同時に、手近なものをうち わ代わりにしてあおいで風を送 り、体温を下げます。(卦体温 が下がり意識が戻ってくるか意 識がしつかりしているときは、 水分をとらせます。 <日射病・熱射病の予防>長時 間高温にさらされないように気 をつけることが一番。帽子やタ オルの使用も有効です。 ヽ 虫刺され 患部をひっかかない 海や山で夢中になって遊んで いると、虫などに刺されること があります。 ●手当のポイント……①刺され た後に毒針や毛が残っていると きはピンセットなどで抜きます。 決してひつかいてはいけません。 (か刺されたところの周りを押し て、□で毒を吸い出します。 (釘水で洗浄した後、抗ヒスタミ ン軟こうなどを塗ります。 <へどにかまれたら>毒ヘビは 上あこに2本の長い毒針がある ので、かまれた所に2個のきば の跡があれば危険です。 傷口に□をつけ強く吸い出す とともに、かまれた部分から心 臓に少し近い所をしばって医療 機関に急ぎましよう。 思わぬけがや病気に落ち着いて対処する 夏の行楽シーズン。野外での 活動が多くなるこの時期は、思 わぬけがをしたり病気にかかつ たりすることがあります。¥ん なとき、簡単な応急手当の仕方 さえ知っていれば落ち着いて対 処できます。 夏場に多いけがや病気の応急 手当を紹介します。 切り傷・すり傷一 傷口を十分に消毒する ¥で 夏と言えば、半袖・半ズボン。 特に子どもは、転んだりすべつ たりして、手足に傷を負いやす くなります。 ●手当のポイント……①傷口か ら細菌が人らないように、まず は、土や砂なとを水道水などの きれいな水でしつかり洗い流し ます(水筒やミネラルウオーター があれば、傷口の洗浄に役立ち ます)。①傷口とその周辺に消 毒液をかけ、清潔なガーゼで覆つ て上からばんそうこうを張るか 包帯を巻きます。 日射病・熱射病一 涼しい所で体温を下げる 直射日光に当たりながら、ま た高温多湿の場所で、長い時間 遊んだり作業をしたりしている と、頭痛や吐き気を感じるとき があります。これが、日射病と 熱射病です。 ●手当のポイント……(D涼し< 風通しのよい場所に運んで寝か ■それぞれ症状が重い場合は、医療機関で早めに診てもらいましょう。 常備薬(解熱剤、胃腸薬、かぜ 薬、腹痛薬なと)、動こう、体温 計、目薬、ピンセ、ソト・はさみ・ 小型ナイフ、安全ピン、ティッ シュペーパー〕 ※あまり大荷物にならないよう に、コンパクトにまとめて持 ちましよう。 <点検しよう素庭の救急箱>せつ かく備えた家庭の救急箱も、薬 が古かったり足りなかったりし たままでは、いざというとき使 いものになりません。2、3か 月に一度は点模し整理しておき ましよう。保管場所は、家族の みんなが知っていて、幼児の手 の届かない所が安全です。 こうして家庭に1セットきち んと備えておけば、地震や火炎 なとの炎害時にも役立ちます。 これだけは備えよう 行楽時に便利な応急医薬品 行楽にお出掛けの際に、ぜひ 用意してほしいのが簡単な応急 セ、ソトです。持っていくと重宝 する主な医薬品は次の通りです。 〔消毒液、救急ばん¥うこう、 脱脂綿、ガーゼ、三角巾・包帯、 広報じようほく
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