広報じょうほく No.434 1998(平成10)年 6・7月
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● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 楕 今年は凶作 春先の天候が災い 「水戸といえば梅と納豆」と言われるほど に全国に名を知られた梅。古代から愛用され、 健療食品である梅の栽培により地域の活性化 を図ろうと、町でも普及を始めて12年目を迎 えました。現在では耕作者63名、栽培面積も 約15ヘクタールとなり、ほ場も梅林らしく整 いました。 先ごろ収穫が終わりましたが、今年は暖冬 により開花が早まったところへ春先の降雪が 災いし、大変な不作となりました。それでも 1A水戸石塚支店の選果場へは、約1、00 0キロの集荷があり、キロ当たり600円前 後の価格で取り引きされました。 健康食晶として、梅の需要は伸びています。 産地間哉争に負けないよう生産量の拡大、品 質向上に生産者の奮闘を厭うものです。 梅林らしく整ってきたほ場 町では、6月17日、3年間交通 死亡事故ゼロを達成L、水戸警察 署(小沼昭署長)から感謝状が贈 られました。 表彰式には、阿久津町長、関谷 議会議長、水戸地区交通安全協会 の大崎八十善会長など、町交通安 全推進協議会関係者が出席しまし た。表彰式で小沼署長は「茂木町 のツインリンクもてぎへのアクセ ス路となるなど、交通情勢が厳し くなる中ですばらしい結果。今後 とも警察と一体となった活動をお 願いしたい」とあいさつ。 阿久津町長は「関係機関や団体 で事故防止活動を根強く展開して きた成果。飲酒運転の防止につい ても意識向上を図っていきたい」 と事故防止活動の推進を誓いまし た。 町では3年前の6月16日以来交 通死亡事故の発生がなく、現在進 行している記録では県内1位を更 新中。過去の記録の中では歴代6 位になるということです。 町が3年間死亡事故 ゼロを達成 夜間の交通事故の 防止について 町内で、健康のために散歩している方 が増えています。そのため、最近では夜 間の歩行者事故も発生しています。近づ いてくる車があるときは、「辛からは自 分の姿が見えていないかもしれない…」 と考え、その事が通り過ぎるのを待つな ど、身の安全確保に努めましょう。また、 通り慣れた道こそ油断が生じやすいー という「油断の心理」をしっかり自覚し ましょう9 表彰式に出席した呵交通安全推進協議会関係者n 表彰状を手にする阿久津町長(最前列右) 広報じようほく
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