広報じょうほく No.434 1998(平成10)年 6・7月
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● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 生産調整水田にみごこな花菖蒲 下青山唐貝地内で 本町への米の生産調整面積が200ヘクター ルという大きな配分の中、生産者一九となっ て100%達成を目指し、取り組んでいると ころです。 生産調整の方法はいろいろありますが、下 青山の山崎重雄さん(76歳)は、石塚の山崎 秀雄さんの協力で、景観形成作物として自宅 前の水田に花菖蒲を栽培し、見事な花を咲か せました。 うっとうしい梅雨期にあって、花菖蒲の美 しさに魅せられ、朝も寝ていられないと早朝 から手入れに余念のない山崎秀雄さん。来年 は、更に面積を拡大したいと張り切っていま す。 農家の皆さん、コスモス、レンゲ草などの 花を栽培して、奨励補助金のより有利な生産 調整をすすめてみませんか。 ( と山崎秀雄さん 自らの農業経営改善計画を策定し、その内 容が将来にわたり農業経営の担い手として適 任者と町長から認められた「認定農業置は、 現在町に14名います。 そのうちの一人、増井にお住まいの飯村静 雄さん(52歳)は、パイプハウスで長年にわ たり、キュウリ、トマトを中心に施設園芸に よる本町のモデル的経営を営んできました。 奥さんやご両親の家族労働で経営してきま したが、価格の低迷や出荷体制の変化等によ り、昨年からは試験的にトルコギキョウを取 り入れ、今年はスターチスを加えて本格的な 栽培に乗り出しました。ハウス内には色鮮や かにトルコギキョウが咲き、手入れや収穫作 業に多忙な日々を送っています。 町には飯村さんのほか、石塚の田上高光さ ん〈51歳)、上泉の栗林保さん(51歳)、飯田 勇一さん(41歳)も花き栽培に精を出してお り、大きな飛躍が望まれます。町でも認定農 業者の会を組織し、意欲ある農業の担い手を 支援していきます。 われら認定農業者 トルコギキョウに手ヤし、′小ン 増♯の臨村きんら維継者 ( トルコギキヨウの苗を育成中の 飯由勇一さん(上泉) 出荷の準備をする 飯村さん夫妻(増井) 広報じようほく
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