広報じょうほく No.432 1998(平成10)年 4月
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◆地域福祉 今後、ますます質の高い温かみ のある福祉サービスを安定的に供 給していくため、ボランティアの 育成援助と人材確保を図るととも に、扶養意識の高揚と親や老人を いたわる心を養う福祉教育につい て積極的に推進してまいります。 現在、福祉のボランティアグル ープは10グループを数えておりま すが、社会福祉協議会及び特別養 護老人ホーム「グリーンなかさい」 と連携を図りながら地域福祉を推 進してまいります。 ◆高齢者福祉 昨年12月に介護保険法が成立し、 平成12年4月1日から施行される ことになりました。高齢化に伴っ て生ずる疾病等により介護が必要 となった方に、自立した日常生活 を営むことができるよう保健医療 サービス及び福祉サービスに係る 給付を行うものです。当町におい ても、この制度の趣旨及び内容に ついて住民への周知徹底を図ると ともに、施行準備に万全を期して まいります。 在宅福祉サービスの三本柱であ る老人デイサービス、ショートス 生きがいとやすらぎのあるまちづくり ティ及びホームヘルプ事業の介護 を必要とする方々のために、積極 的を活用を図ってまいります。ホ ームヘルプ事業は、現在、社会福 祉協議会へ委託し、入浴、家事介 護等のサービス事業を実施してい ますが、ヘルパー要請も年々増加 しているので、県補助事業による 在宅福祉サービスセンターを設置 して、臨時ヘルパーによる在宅介 護支援を実施してまいります。 また、在宅介護支援センターに ついては、在宅の要援護老人等の 介護者相談指導をはじめ、きめ細 かな支援活動を推進してまいりま す。 地域ケアシステム推進事業につ いては、寝たきり予防の講習会を 筑波技術短期大学の協力により、 ボランティアで講師派遣をいただ き実施してまいりました。引き続 き各地区ごとに講習会を開催し、 介護保険制度ヘスムーズに移行で きるよう取り組んでまいります。 さらに、55ケアチーム188名の 協力員と地域のボランティアの方 の協力のもとに、地域全体で考え 合う福祉支援活動を図ってまいり ます。 ◆児童福祉 児童の健全育成に対する町民の 意識高揚とそれぞれの地域で児童 と高齢者とのせ代間の交流を推進 するため、高齢者と子どものふれ あい事業を実施してまいります。 さらに、昼間保護者が不在とな る家庭の石塚小学校低学年児童を 対象とした放課後児童対策事業に ついても、学校と連携を図りなが お年寄りと児童の′ミ、れあい事業で ら、その充実に努めてまいります。 また、引き続き季節保育所を開 設するほか、民間保育園に対し助 成をし、児童の健全育成に努めて まいります。 ◆保健予防 町民が生活の中で気軽に健康相 談、健康教育、健康診査等を受け ることができるようにするととも に、保健福祉の一体的な拠点施設 として保健福祉センターの整備促 進を図ってまいります。本年度は、 用地取得と基本設計等を行い、平 成11年の施設整備を目指してまい ります。 また、「がん、心臓病、脳卒中」 による死亡者が増加していますの で、集合健診をはじめ各種の健診 事業を展開し、受診率の向上と早 期発見に努めてまいります。 さらに、予防接種事業のうち三 種混合について医療機関との調整 が整いましたので、麻しんととも に医療機関での個別接種を実施し てまいります。母子保健事業につ いては、母親学級、乳児相談など 関係機関との連携を図りながら、 健康づくり事業の強化充実を図っ てまいります。 広報じょうほ<

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