広報じょうほく No.432 1998(平成10)年 4月
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◆都市計画 近年無秩序な、三一関発による宅 地開発が進み、近隣都市圏からの 流入人口が増加しっつあることか ら、これらに対応する道路の整備、 懸案となっている国道123号バ イパス整備を地元関係者のご理解 をいただきながら、県に対する要 望を強めて1日も早い整備に向け て取り組んでまいります。 さらに、本年度は都市計画の方 針となっている都市マスタープラ ンの作成を通し、道路、公園、下 水道など都市に必要な公共公益施 設の整備を含めた将来都市像につ いて、住民の方々をはじめ、関係 機関と一緒に進めてまいります。 また、まちづくり啓蒙事業も引 き続き実施します。 ◆道路の整備 昨年8月、栃木県茂木町に本格 的な自動車レース場「ツインリン クもてぎLがオープンし、レース 開催日には常磐自動車道水戸IC から県道石岡常北線、水戸茂木線 の交通量が相当増加しています。 本年度も交通量調査を実施し、通 勤、通学者、また、地域生活者の 安全確保のため、歩行車道の整備 快適でうるおいのあるまちづくり を考慮した道路改良を県に対し要 望してまいります。 県道錫高野石塚線についても早 期整備改良のため一層の促進を図 ってまいります。幹線道路も引き 続き補助事業を導入して整備改良 に努め、生活道路も地権者の理解 と協力を得ながら拡幅整備などを 積極的に進めてまいります。また、 排水整備については計画的に推進 してまいりますが、石塚地区の排 水については、幹線排水路整備を 行ってまいります。 ◆環境衛生 焼却施設にかかるダイオキシン 削減のための法改正がありました が、城北環境センタIの焼却炉問 題の対応については、城北地方広 域事務組合を通じ検討してまいり ます。ごみの適正処理と減量化に ついては、地域住民と行政が一体 となった対策を請じなければなり ませんので、住民のご協力を得て 透明袋にし、分別収集を徹底して まいります。 合併処理浄化槽設置補助や河川 の水質調査を引き続き実施し、水 質保全に努めてまいります。 公園墓地整備事業については長 /(\ 期的な事業になりますが、町開発 公社に事務を委託し対処してまい ります。本年度は基本計画をはじ め、国有地払い下げのための立木 調査等を計画していますが、事業 費については町開発公社への貸付 金融資で対応します。 ◆下水道の整備 平成3年度から那珂久慈流域関 連公共下水道事業として、石塚中 心市街地48haを第l期工事として 整備を進めてきたところで、平成 11年4月の供用開始に向け、引き 続き幹線と枝線の管渠工事を進め てまいります。 上入野地区農業集落排水事業が 供用開始となりました。処理機場、 中継ポンプ場、管渠等について適 切な維持管理に努めてまいります。 さらに、常北青山地区農業集落排 水事業については、引き続き幹線 管渠工事を進めてまいります。 ◆交通安全 当町においては、幸いにも平成 7年6月から死亡事故「ゼロ」を 継続中ですが、事故71件、負傷者 90人の交通事故が発生しています。 交通安全推進協議会及び交通安全 協会など関係機関の協力のもと、 立哨による街頭指導、広報啓発、 高齢者への交通安全教室 保育園、幼稚園、各学校の児童生 徒及び高齢者に対する交通安全教 室の開催など事故防止策を展開す るほか、交通安全施設の整備を図 ってまいります。 ◆消防防災 大規模災害への対策に万全を期 すため、水戸市、桂村の協力を得 て、本年も林野火災等を想定した 火災訓練やムロ風などの災害を想定 した水防訓練の実施、消防団員の 教育訓練を実施します。また、地 域住民の防災活動を支援するとと もに、家庭での対話を通した防災 意識、防災思想の高揚を図ってま いります。 災害発生時における町民の生命 財産の安全確保を図るため、地域 防災計画に基づく職員の緊急出動 体制のマニュアル作成、災害時の 通信連絡網の防災体制の整備を図 り、災害発生時に迅速かつ適切な 対応ができるよう努めます。 また、昨年の本町における火災 発生は4件で、前年より6件減少 しています。「災害ゼロの町」を 目指し、災害の未然防止に努め、 安全な地域社会づくりを目指して まいります。 広報じょうほく

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