広報じょうほく No.432 1998(平成10)年 4月
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…ノ 春 瀾 浸 四月中旬の早朝、 メラ仲間に誘わ れて、花の名勝地の一つ福島市郊外に ある花見山公園に撮影旅行に出かけた。 点在する民家の農地には、桃の花が一面に咲い ている。また、丘陵の両側の斜面一帯にも桜や桃 のほか、こぶしや杏、ぼけ、レンギョウ、菜の花 等が咲き競っていて実に美しい光景である。 この写真は雪の吾妻連邦をバックにして西側斜 面の山頂付近を望遠レンズで撮ったものである。 中 村 寮 行 花 桐 ライトの灯次次点し帰り路を急ぐ 車の列長々し 安 藤 愛 オリンピックで原田選手の流した る涙は何にもまさる感動よ 飯 田 マ サ 青岸渡寺の下に妹と肩寄せて夢か とぞ仰ぐ那智の大滝 薄 井 ひ ろ 高齢化社会を生くる疑問もちてボ ランティア終へたるホームを後に す 枝 不 実 何時も来る新聞今日は休刊日手持 ち無汰抄をかこつこの朝 大 畠 元 宏 とも ナイフもて学友を殺めし少年の母 はいかほどの苦悩耐へゐむ 片 見 和 枝 一つ灯にうから集ひし日々もあり き春雷の音ひとり聞きをり 川 上 町 の 人 口 前月比若月芸 人 口13,289人(-18)(+212) 男 6,503人(-9)(+99) 女 6,786人(-9)(+113) 世帯数4,000世帯(+6)(+91) 4月1日現在 あ 短 歌 うめ 夜半の雨止みたる朝の空青し梅花 咲きにおいて母の忌来たる 島 愛 子 不景気も汚職殺人も吹きとばさむ 清涼剤なる長野オリンピックは 関 谷 走 代 沢の水貰ひて生るる坐禅革の筍に 音たてて杉の集落ちぬ 多 田 志保子 眼痛棟の入退院はげしければ我が ベットはいつの日空くか 丹 下 栄 子 勢いきて窓にあたれる野鳥一羽小 さき命哀れ落しぬ 坪 井 きよ子 浮かびいるディナークルーザーの 幾つ見えて今沈まんとすハワイの 夕日 萩 谷 登喜子 あちこちに草木が芽をふき春を呼 ぶしばしながむる四季の花かな ハル子 林 今日の納税 国民年金保険料 第1期分 農業共済掛金 家畜共済 水 道 使 用 料 4 月分 廃棄物処理手数料 2・3月分 広報じょうほく

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