広報じょうほく No.428 1997(平成9)年 11・12月
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「仕事のあとのすがすがしさは 何ものにもかえがたい」と背筋を 伸ばしながら語る高年者クラブ連 合会婦人部会員たち。 そこには仕事を終えた満足感と さわやかな笑顔がありました。 去る9月2日の午前中、高年者 クラブ連合会婦人部会(大内わく り会長)では、釣100名の部員 が、ふだんコミュニティセンター 快い汗を流す コミュニティセンター周辺の除草 「高年者クラブ連合会婦人部会L の広場や研修室等をお借りしてい るお礼にと、コミュニティセンタ ーの周辺の除草とゴミ拾いの奉仕 作業を行いました。 当日は晴天には恵まれましたが、 残暑厳しい日でした。会員たちは、 汗だくになりながらも快い汗を流 していました。 0楽しみながらふれあいをもつ 芝の中に生きたタンポポやシロ 奉仕作業に励む 高ワ達婦人部会員 //.■l ツメグサ(タローバ⊥等は根が 深く張り、実に取りにくいもので す。それでも会員たちはいとも簡 単に取って詣ます。 昔とった杵柄で、それは上手な ものです。 「まだまだ若い者には負けられ ません」と微笑を浮かべる会員も いましたb 話しながらも器用に手が動きま す。 「私は家にいるより、このよう に友人と共にいろいろなことを話 し合い、ふれあうのが好きなんで すよLと楽しそうに話す会員もい ました。 また、この奉仕作業が、会員た ちの「心のかけ棒」になっている ことを私は強く感じました。 0生きがいをもつ 「きれいな、住みよい町にする。 ちょっとでも、町の人たちのお役 に立てれば…」と話す会員たちで も、暑い日の除草やゴミ拾いは容 易なことではありません。まして コミュニティセンターの敷地は広 く、芝生や多くの花壇の中、樹木 の下の雑草取りや広い駐車場、そ の周辺のゴミ拾いは大変なもので す。 しかし、腰を伸ばしながらもま たたく間に仕事がはかどっていき ました。 目標をもつ者の仕事ぶりはたい したもので、それが「生きがい」 にも通じるものであると強く感じ ました。 「生きがいは気力により生まれ るんですよ」と言った会員の言葉 がいつまでも私の耳に残っていま した。 いしずえ 0健康は社会福祉づくりの礎 「私は健康でいるおかげで、こ こにこられるのですよ。病気には ほとんどかかったことはありませ ん。健康であることが社会福祉づ くりに役立っていると思うんです。 医療費等の経費削減にもなってい ますしね。もっとも今は家のこと はすべて息子夫婦に任せて、自分 の好きなことを毎日していますが ね」 と除草しながら話すある会員の 言葉が耳に入ってきました。 健康でいられることほど幸せな ことはないと思います。だれでも、 いつまでも健康でいたいと願うも のです。 0楽しみながら学ぷ 高年者クラブ連合会婦人部会で は、このようなボランティア活動 としての奉仕活動のほか、常時活 動として毎月1回、カラオケ教室 と民謡教室、手芸教室などを楽し みながら学びあっています。 この作業によって集まったゴミ ( 袋は、収集車1台では積みきれな いほどでした。町でも、広場で憩 う方などに気持ちよく利用しても らえると大助かりしています。 本当にお疲れさまでした。 ◇ ◇ ◇ ○生涯学習は、皆さん自身の「生 きがいLの発見に大いに役立つと 思います。 生涯学習課では、生涯学習のた めの学習相談や各種学習情報の提 供を行っています。 お気軽にご利用ください。 ℡288-3111(内線355) こまめに除 する会員た 広報じょうほ<
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