広報じょうほく No.428 1997(平成9)年 11・12月
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N響ヒ第九を歌う 常北第九を歌う会 ベートーベン第九交響曲演奏会 が、11月30日の午後4暗から、コ ミュニティセンター常北ホールで 開かれました。 常北第九を歌う会(山崎洋一会 長)が主催し、町教育委員会など が後援するこの催しも今年で3回 目となりました。今回は、NHK 交響楽団とその仲間たちが出演し、 歌う会のメンバーも今まで以上の 盛り上がりをみせました。 町の教育・文化の伝統を交えた 阿久津町長のあいさつの後、指揮 者に日本ニューフィルハーモニー 管弦楽国代表の上野隆史さん、コ ンサートマスターに永峰高志さん をお迎えし、スッペ作曲「軽騎兵L、 ヨハン・シュトラウス作曲「美しく 青きドナウ」などを演奏しました。 歌う会は、一般公募による約70 名が出喝町内はもとより、近隣 市町村や県外からも参加者が集ま りました。メンバーは、打越孝裕 さんの指導で5月未から6カ月間、 夜2時間ずつ24回の練習をして臨 み、ベートーベン作曲「交響曲第 九番」第四楽章の合唱を見事に歌 いました。 /l\ N撃との共演ガ最大の感激 歌う会の幹事をつとめた 添 田 貞 子 さん (石塚 栄型一) - N響と一緒にできたことが、一番印象深い です。合唱の練習でも一流の先生が熱心に頼導してくださったので、とても感謝しています。ちょっとしたアドバイスで見違えるようによくなったときなど、見る目を待った方の括導のすばらしさを感じるとともに、勉強になりました。 仕事をしながら練習しているメンバーが、「忙しいのでやめてしまおうか」と悩んでいるときなど、みんなで励まし合いながらやってきました。終わってから「やめないでよかった」と言ってもらえましたし、なかなか出ない声を出しながら、音域の広い合唱に取り組むなど、6カ月間、みんながんばったと思 います。やはり歌うことが好きだからでしょうか。 今回、町外の約30名からの応援をいただき ましたが、町内の方にもっと参加していただきたいと思います。また、おおぜいの方の援助のお陰で実施できましたことを心よりお礼申し上げます。 広報じよう隙く
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