広報じょうほく No.427 1997(平成9)年 10月
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快適なくらしのために すすめています 公共下水道事業 那珂川横断シールド内(那珂西松山下) 下水道受益者 負担金について 台所の流し、浴室.トイレの水。 わたしたちは、1日にどれくらい の水を使い、汚れた水を出すので しょうか。生活雑排水や工場排水 などによって河川や湖沼の汚濁が 進み、その浄化が叫ばれるように なって久しくなります。 本町においても、かつて子供た ちが泳いだり、釣りをしたりして 遊んだ川やため池も、いつしか魚 が少なくなり、子供たちが楽しそ うに水遊びをする光景がほとんど 見られなくなってしまいました。 豊かで調和のある自然環境と快適 で文化的な生活環境を築いていく ことは、私たちの永遠の願いです。 この夢を実現していくためのもの として、重要な役割を果たすのが 『下水道』です。 町では、平成4年度から石塚地 区の中心市街地(48ha区域内人甘 1、900人)から下水道施設の、 建設(下水管の埋設)に着手し、 順調にいけば平成11年4月から下 水道を利用できるように、現在、 工事を急ピッチで行っています。 しかし、下水道の建設を進める ためには巨額の費用と年数を必要 としますが、この財源は国庫補助 l、 金、地方債(町の借入金)、一般町 費應よび下水道受益者負担金によ ってまかなわれることになります。 下水道を1日でも早く多くの町 民の方が利用できるようにするた めに、そして、また昔のように子 供たちが元気に水遊びができる場 所を取り戻すためにも、下水道受 益者負担金について、皆様方の深 いご理解とご協力をお敬いします。 ①下水道事業受益者 負担金制度 下水道を早く建設するために各 都市が採用し、本町においても平 成9年3月定例議会において可決 された「常北町公共下水道事業受 益者負担金に関する条例Lに基づ く受益者負担金制度についてお話 して、みなさんのご理解とご協力 をお囁いします。 道路や公園などの公共施設は不 特定多数の方が利用できますが、 下水道施設の場合、その施設によ って恩恵を受けられる方は、下水 道が整備された地域のみなさんに すぎません。 くみとり便所を水洗トイレにし てトイレ、台所、浴室等の汚水を 直接下水道に流して生活環境の整 備ができるのは、下水道菅の埋設 きれた区域の方だけです。このよ 広報じようほ<
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