広報じょうほく No.426 1997(平成9)年 9月
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へひとり酒場で 飲む酒は〜 別れ涙の 味がする〜 自分の好きな歌を口ずさむ。 なんてすばらしいことでしょう。 歌でふれあう「ふるさと歌謡同好会」のメンバー 生涯学習を続けることはだれでも できることです。 「習うより慣れろ」という言葉 をよく耳にしますが、私は「慣れ コ t 学習紹介㊨ 自分の趣味や特技を生かして、 る」ことによって、やっと人前で みんなで生涯学習 ヽ みんなで歌を歌って楽しお 「ふるさと歌謡同好会」 代 表 稲 川 武 夫 歌を歌うことができるようになり、 好きな歌を歌って、今、喜びや楽 しさに浸っています。 これも「ふるさと歌謡同好会」 の人々のおかげだと思っています。 - 歌でストレスや悩み解消 歌は本当によいものです。よい 歌を聴いたり、好きな歌をロぐさ むと自然に心が晴ればれとします。 「ふるさと歌謡同好会」は昭和 63年4月から歌の愛好家たちが集 まって始め、和気あいあいのなか で、楽しみながら今も継続してい ます。 活動は毎週金曜日の午後8暗か ら10暗まで、コミュニティセンタ ー常北の視聴覚室をお借りして行 っています。 今では、15名の会員が思い思い に自分の好みの曲を選び、歌を練 習しながら、ストレスや悩み解消 とボケ防止等のために励んでいま す。 時には、近隣各地で開かれる歌 謡大会等にも出場し、普段の練習 の成果を確かめています。 また、この会は希望者があれば 入会を認めますので、気軽にご参 加ください。 2 歌う楽しみ 自分にとって、「歌は心の友」 であり、「心の支、え」でもあると 思っています。 自分の思ったように歌が歌えた とき、感動や喜びがわいてきて、 とても楽しみです。 なかなか愛好の域をでない私で すが、一心不乱に練習を積んで歌 い、日ごろの煩雑さや悩みを忘れ て、ただ、歌のみ没頭できるのも 楽しみです。 また、「類は友を呼ぶ」といい ますが、「ふるさと歌謡同好会」 を通して広がった友人の輪から、 自分の人生に役立つことを学びと ることができるのも楽しみの一つ です。 私もかつては、居間や風呂場な どで、ひっそりと好きな歌を口ず さむだけでした。今では、いろい ろな歌を歌って楽しさを味わえる のもこの全の人たちのおかげだと 思っています。 みなさんも、こうしたたのしみ を味わってみてはいかがでしょう か。 3 歌を聴く楽しみ .ノヽ\ じっと耳を澄まして、歌を聴く のも楽しみです。 音色が心をゆさぶり、なごやか な心にしてくれます。本当に自分 の心が休まります。 よく歌を聴いて、自分の歌唱力 やその歌の相子やリズム、メロデ ィ等音楽としての大切な要素を学 ぶことも大切だとは思いますが、 曲によっては、幼き日々のできご とを連想させてくれる懐かしさを いだかせてくれます8そこに私は もっとも喜びやたのしさを感じま す。 4 歌って健康増進を 歌を寧フことは、心身ともに健 やかにしてくれるものだと私は思 っています。 腹筋や胸かく、肺などの機能を 高めます。また、正しい音程で正 しく歌を歌うことを心がけること によって、集中力、記憶力、思考 力なども高まると思います。歌を 歌うようになってから明るくなっ たと感じています。 今後も自分なりに歌を歌い、み んなで楽しみながら続けていきた いと思っています。 「楽しいとき、淋しいとき、悲 しいときには唇に歌を……L みなさんにも歌を歌うことをお すすめしたいのです。 広報じょうlまく
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