広報じょうほく No.422 1997(平成9)年 5月
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「希望の色が発色するようにと にゅうはち 乳鉢に願いを込めて色を作り出す。 そして指輪やブローチなどを製作 する。その時の楽しみと喜びは忘 心一つに学ぶ七宝焼クラブ員 れることができません」と七宝焼 を志す人は曹そっ言います。 こんな願いや喜びを持ち、真剣 に取り組んでいる1七宝焼クラブL みんなで生涯学習 作品完成の喜びを味わう ー「七宝焼クラブ」の活動から一 学習紹介⑲ 軒 の学習について紹介します。 - 「七宝焼クラブ」の発足 昭和57年4月、七宝の魅力にと りつかれた人たちが中心になり、 「七宝焼クラブ」を発足させまし た。今年で15年になるということ です。 「当初は、クラブ員が40名もお り、主にブローチ等を製作してい ました。その学習ぶりほ、今と阿 様にすばらしかったですLと発足 時から参加している現在のクラブ 代表 関谷定代さんは、なつかし げに振り返りました。 2 「七宝焼クラブLのめあて クラブ員が伸よくふれあい、い ろいろな七宝焼の知識と技法を楽 しみながら学び、製作の喜びを味 わうことをめあてにしています。 指導者の小壷静枝先生は、「七 宝をやれる人は大変幸せだと思い ます。一人でも多くの方に七宝焼 の喜びが伝えられたら私はより幸 せです」と話してくださいました。 3 1七宝焼クラブ」の運営 口 拇尊者は小壷先生(水戸市在住)、 代表者関谷さんと11名のクラブ員 で運営されています。 活動日は、毎月、第2・第4金 曜日の2回で、場所はコミュニテ ィセンターサークル壷で行ってい ます。 4 「七宝焼クラブLの活動状況 今は、毎年出品している秋の美 術展に向けた『額bの作品作りを しています。 思い思いにデザインし、いろい ろな技法を優って、七宝のよさを 生かした作品作りに取り組んでい ます。 特に、初心者には七宝絵の具の 水洗いから研磨マットでの表面処 うちぴき 理、ひび割れを防ぐ裏引、絵の具 の盛り方、七宝焼で特に大切だと されゑ戯野仕書仕上げまで、 指導者の先生や先輩がわかりやす く括導します。 5 「七宝焼」の良さ 七宝焼の良さについて伺ってみ ました。 あるクラブ月は、「魅力は、何 といっても七宝のもつ輝きにあり ます。宝石にも似た美しきがいつ までも残ります」と話してくれま した。 また、別のクラブ員は、「自分 でデザインし、製作した七宝が、 身に付けられるところに良さを感 じます」と言います。 更に、「友人や知人などにブロ ーチやペンダントなどを贈り、大 変革ばれています」というクラブ 員もいました。 関谷さんは、「七宝はガラスと 火と人との楽しい、美しい、素晴 らしいドラマのせ界です。るつぼ の中の真っ赤な色、その中にたく さんの夢を包み込み、一つの七宝 の絵の具が生まれます。他の工芸 では味わえない幅の広さと奥の深 さをもっているのです」と魅力を 語ってくれました。 7 クラブ員募集 クラブ月を募集しています。初 心者の入会も歓迎します。 希望する方は、関谷定代きん (℡28813160)まで連絡 をお願いします。 そじ 銅の素地に七宝をあしらって宝 石にも似た美しい輝きに私も魅力 を感じました。 ◇ ◇ ◇ 気軽にご利用ください。 生涯学習課では「まちづくり出 前講座」や学習相談・各種学習情 報などの提供を行っています。 ℡288-3111(内線355) 広報じょうほ<
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