広報じょうほく No.421 1997(平成9)年 4月
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下水道の整備 各種産業及び家庭から排水され 去汚水は年々増加しており、農業 用水や公共用水域の水質汚濁の原 因となっでいますご」れらの永質 保全を図るためにも、下水道等の 整備を急がねばなりません。 平成3年度から那珂久慈流域関 連公共下水道事業として、石塚中 心市街地48haを第1期工事とし整 備を進めており、平成11年4月の 供用開始に向け、引き続き幹線 と稜線の管薬工事を進めていき ます。 また、農村地域の生活環境整備 として進めていた上入野地区農業 集落排水事業は、本年度供用開始 にむけて宅内配管工事を行います。 さらに、常北青山地区農業集落排 水事業についても2年次に入りま すが、本年度は、処理機場用地の 取得、進入道路の工事に着手する 一方、幹線管渠工事にも着手しま す。 交通安全 昨年1年間の県内の交通事故に よる死亡者は385人を数え、対 前年比では減少したものの全国ワ ースト7位という状況です。 一方、当町においては、幸いに も平成7年6月から死亡事故「ゼ ロ」を継続中で、さらにこれを伸 ばしていきたいと考えています。 しかし、事故72件、負傷者88人の 哀通事故が発生Lており、ひとつ 間違えば死亡事故につながってし まいます。 正しい交通ルールの実践を習慣 づけるために、交通安全推進協議 会及び交通安全協会など関係機関 の協力のもと、立暗による街頭指 導、広報啓発、保育園、幼稚園、 各学校の児童生徒及び高齢者に対 する交通安全教室の開催など、事 故防止施策を展開するほか、交通 安全施設の整備を図ります。 消防防災 大規模災害への対応に万全を期 すため、水戸市、桂村の協力を得 て、本年も林野火災等を想定した 火災訓練の実施及び消防団只の教 育訓練、また、婦人防火クラブの 防災組織の活動を支援し、初期消 火訓練を実施します。 災害発生時の町民の安全確保を 図るための地域防災計画書作成も 本年度は最終年次にあたります。 各種危険箇所、避難路、避難場所 等の点検整備、災害時の情報収集、 伝達誘導、町民の協力体制、さら には磯貝の出動体制のマニュアル 等現実的な防災計画を整備し、災 害に即応できる安全なまちづくり を日清した総合的な地域防災計画 の策定に努めます。 当町において、昨年は建物6件、 その他4件合わせて10件の火災が 寿社会を迎、え、 地域福祉 今や人生80年時代といわれる長 生きがいとやすらぎの あるまちづくり 今後さらに平均寿 上半期に集中して発生しました。 その内6件が原因不明の火災であ り、不審火に対する住民の不安感 は高まっています。水戸市への事 務委託による消防体制の常備化に ょり、町民が安心できる消防救急 体制が整ってきましたので、今年 こそ「災害ゼロ」の町を目指し災 害の未然防止に努めます。 命の伸長や出生率の低下などによ って高齢化の進むことは確実です。 一方で、核家族化の進行、扶養家 族の変化などのほか、生活水準 の向上、週休2日制の普及などに よって生活の質の向上や精神的な 豊かさを求める傾向も強まってき ており、高齢者を支える家庭や地 域社会の環境が大きく変化してい ます。 国では、平成12年を目途として 高齢化社会の進展に伴って、ねた きり老人及び痴呆性老人の介護を 必要とする方に対して、医療及び 福祉サービスが一体となって提供 できる介護保険制度の創設を進め ており、現在の介護問題解決にむ 広報じょうほく

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