広報じょうほく No.421 1997(平成9)年 4月
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国の平成9年度予算は、将来を にらんだ重要施策に振り向けるた めの財源の確保として、消費税を はじめとする税制改正、特別減税 の打ち切り、公債の発行を対前年 度甲6%減とするなど、昭和59年 度以来の対前年度3%の低い伸び 率で編成し、本年度予算を財政構 造改革元年と位置づけています。 一方、歳出面においては、経常経 費を前年度に対し12・5%削減を 基本とし、投資的経費である一般 歳出の伸びを1・5%とするほか、 削減対象外としていた人件費等に ついても削減を行うなど、歳入歳 出両面において制度の根本にさか のぼった見直しを行っています。 私は、国、地方を通じた財政動 向を踏ま、え、本年度の予算編成に あたっては、経常経費の節減に努 めながらできる限り投資的経費に た常北町議会第1国定例会で審議され可決されました。 平成9年塵予算の概要と町政運営に関する所店について 紹介します。 平 真の豊かき まちゴくr 平成9年直の当初予算ガ、 3日10日から18日まで開かれ 配分し、真に住民が求めているも のを重点的に厳選し、これらの稔 合的かつ計画的な各種施策化に取 り組みますが、特に、町民の皆様 の要望の高い道路、上下水道の整 備等の生活に密着した生活環境の 整備と農業をはじめとする各種産 業の振興、福祉、教育文化の充実 などを重点施策として推進します。 昨年度大きな事業でありました学 校給食センターの改築も順調に進 み、本年度の新学期から新しい衛 生的な施設で学校給食事業が開始 されました。また、本年度は、町活 性化と町民の健康保持のため温泉 資源活用、片山周辺開発、さらに 保健対策として保健センターの設 置などの実現に向けたそれぞれの 基本計画を、議会をはじめ町民の 皆様のご意見をいただきながら策 定し、公営墓地についても更に推 ′....\ 進します。 また、移転計画中でした財団法 人日本自動車研究所の一部移転が 当町小坂、上古内地内と桂村の一 部に決定されました。また、隣接 する勝見沢、下古内地内に民間に よる大規模な住宅計画も事業認可 に向け本格化しましたので、これ により地元商業等にも少なからず その経済効果が期待できるものと 考えます。地域振興と町活性化の ため積極的にこれらを推進します。 水戸市とまたがる十万原開発に ついても、現在、県を中心に水戸 市及び当町間において基本計画書 作りが行われていますが、早期着 手ができるよう一層の促進を図り ます。 平成3年度に町民参加のもとに 策定しました常北町第3次稔合計 画「サンエスプラン骨北」も後期 計画に入りました。その中でも戦 略的プロジェクトとして「21世紀 に向けた都市基盤整備と町の顔づ くり」、「生涯健康のまちづくりL、 「交流と産業を生み出すまちづく りLの3本柱を目標に位置づけ、 長期的展望に立ち、各施策を推進 します。 国県の予算編成方針や地方財政 計画等に留意し「常北町第3次捻 合計画Lに盛られた真の豊かさを 実感できる町づくりを目籍します。 一l\ l+ 広報じょうほく
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