広報じょうほく No.416 1996(平成8)年 11月
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☆新任のごあいさつ 〝文教常北″の進展をめざして 教育長 森 木 義 男 このたび、はからずも、常北町 教育長に就任することになり、身 の引き締まる思いでございます。 もとより非才、不敏ではござい 町教育委具に2名を任命 10月7日に任期満了となった教 育委月に、議会の同意を得て次の 方が任命されました。 森木 義男氏 新任 水戸市千披町6642 ますが、職責の重さを肝に銘じ、 町教育の一層の進展のために、誠 心誠意、微力の限りを尽くしてま いる所存でございますので、どう ぞよろしくお願い申し上げます。 皆様御承知のように、わが国の 社会は現在、情報化、国際化、高 度技術化、価値観の多様化、高齢 化など、大きな変化を加速的に続 けております。その中で、こうし た急激な社会の変化に対応できる 資質や態度の育成、豊かな心の育 成が課題となっております。 こうした斬(今年8月)、中央教 育審議会が、〝21世紀を展望した教 育の在り方″についての第l次答 申をしました。その核心は、自ら /√1 山崎 洋l氏 再任 大字上入野3222-2 課題を見つけ、自らよりよく問題 を解決していく力、感動、正義感、 生命や人権の尊重、思いやりや協 調性などの心、たくましく生きる ための健康と体力など、〝生きる力〞 の育成になっております。 この生きる力は、今日的課題と ともに学習の本質であると思いま す。学校数育、社会教育を生涯学 習の視点で見つめ、学校、家庭、 地域社会が連携を常にしながら、 主体的な学習が一層充実しますよ う、皆様とともに進めたいと存じ ております。 本町には、教育優先の美風が受 け継がれております。先達が築い てこられたよき伝統の継承と進展 を心に据えて努力したいと存じま すので、皆様方の御理解と御蒋導 を‥そして、前江幡教育長にお寄 せくださいましたと同様、御支援 と御協力を賜りたいと存じます。 平成元年叩月、教育委月の任 命を受けましてから2期8年、そ の間、教育長を7年間勤めさせて いただきましたが、今回、任期満 了により退任致しました。 社会の大きな変化の中で、教育 の在り方も問い直され、いろいろ と課題・問題の多い時期でしたが、 21世紀を志向しながら、現実を直 視して「文教常北」の確立を目指 してびカを尽くして参りました。 その間、多くの皆様方のご指導 とご協力をいただき、楽しく充実 した生活をすることが出来ました ことを心から感謝申し上げます。 誠に有り難うございました。 学校教育では、園児・児童・生 徒の幸せのためにと念じながら、 先生方と一体感に結ばれて仕事が 出来ましたことが何よりの喜びで した。教育研究会を中心に、教育 退▲任にあたって 前教育長 江 幡 正 光 く 実践の確かな手ごたえを感じなが らの取り組みを、いつまでも大切 にと願っております三地域をあげ て、幼児・児童・生徒の健全育成 をめざそう」のテーマのもとに、 今回発足した、骨北町生徒指導研 究推進連絡協議会の今後の活動に も、大きな期待を寄せるものでご ざいます。 社会教育、社全体育も、多くの 関係の皆様方のご努力とご協力に ょりまして、年々、その質が高ま りつつあることも力強いことであ り感謝致しております。生涯学習 については、「常北の生涯学習」とし て、個性と特色のある活動の姿が 識者から着目されておりますが、 これからが特に大切な時期と思っ ております。関係の皆様方の創意 ある取り組みに敬意を捧げますと 共に、その更なる発展を願うもの でございます。 終わりに、恵まれた大自然と知 性に満ちた文化との調和の中で、 わが郷土常北町の教育が、新しい 時代と共に限りなく発展しますこ とを心からお祈り致し、教育長退 任のごあいさつと致します。 広報じょうlまく

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