広報じょうほく 臨時特集号 合併だより No.2 1996(平成8)年 10月
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風課 題∀ 水戸市においては、既成市街 地の都市基盤整備や都市的未利用 地の利用促進、あるいは新たな市 街地の整備、さらには中心市街地 における活性化や地域コミュニティ A現 況〓Ⅴ 水戸市における住宅は、平成二 年の国勢調査の結果によると、一 世帯一住宅を確保し、一人当たり の部屋数は一・四七室と一人一室 の確保が達成されているが、住宅 のう牽家の占める製ロが五三・ 四%となっており、これは、全国 平均(六一二一%)、県平均(七 二・四%)と比べると低い値となっ ている。このことは、市民の持ち 家指向を考えると、近年に見られ る人口流出の一因として、低廉で 良好な住宅供給の不足が懸念され る状況である。 常北町においては、一世帯l住 宅を確保し、さらに一人当たり部 屋数も一・五重と一人一室の確保 が達成され、さらに持ち家の占め る割合は、八七二二%と高いもの となっ.ている。 (表3・4) 住 宅の継承を図るため、都心居住を推 進することが課題となっている。 常北町においては、市街地の都 市基盤の整備を図るため、石塚東 部土地区画整理事業の促進や大親 表3 住宅所有状況 水 声 市 常 北 町 世 帯 数(世帯) 83,118 3,107 家(世郡 亜,390(53.4%) 2,712(87.3%) 借 家(世帯) 38,016(45.7%) 391(12.6%) 間 借 り(世帯) 712(0.9%) 4(0.1%) 世 帯 人 員 (人) 239,925 11,208 1世帯当たり人員(人/世帯) 2.89 3.61 1世苛当たり室数(室/世帯) 4.25 5.40 1人当たり室数(室/人) 1.47 1.50 1世帯当たり延面積(㌦/世帯) 78.6 106.3 1人当たり延面積宅ば/人) 27.3 29.5 模な宅地開発として、勝見沢・下 古内地区開発の推進により、無秩 序なスプロール化を防ぎ、計画的 な宅地誘導を図る。 また、両市町にまたがる十万原 地区の開発計画について、早期に 整備を図ることが課題となってい る。 水戸市の数倍は,旧常澄村を含む。平成2年国勢調査(平成2年10月1日現在) 表4 公営住宅の状況 水 戸 市 常 北 町 市 町 営(戸) 3,719 275 県 営(戸) 3,938 計 () 7,657 275 A現 況Ⅴ 水戸市の上水道は、平成七年度 末、一日平均給水量一〇一、四三 七㌦/日に射し、一五人、000 上 水 道(平成8年4月1日現在) 適/日の施設能力を有している。 また普及率が九九二二%と整備水 準は高いものとなっている。現在 の水戸市の水源は、那珂川の表流 水及び地下水などであるが、将来 的な人口集積に対応するため、県 中央広域永道用水供給事業からの 受水を予定している。 常北町の上水道は、平成七年度 くこ末において、一日平均給水量三、 一六人3m/日に射し、四、五〇二 ㌦/日の施設能力を有している。 また普及率が九三・三%となって 車る。現在、生活用水の安定供給 のため簡易水道の統合、緒川ダム による水道用水の確保(〇・〇二 四㌦/秒)を予定Lている。 (表5・6・7) 風課 題∀ 常北町においては、七つの簡易 水道のうち四つの簡易水道を統合 してきたが、残る三つの簡易水道 についても、統合整備を行い、生 活用水の安定供給と普及率の向上 を図る必要がある。 また、両市町に共通して、十万 原地区の開発計画に対応した上水 の供給が課題となっている。 広報じようほく

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