広報じょうほく No.415 1996(平成8)年 10月
3/10
「学びの心と絵心とをもって金 員が取り組んでいるので、上達も はやく、作品の出来栄えもすばら うちペ しい」と指導者のト部先生は爵を ほころばせていました。 今回は楽しみながら学ぶ「水墨 画教室Lの学習活動についてご紹 介します。 ■ みんなで生涯学習 学 習 紹 介 ⑳ 楽しみながら水墨画を学ぶ -水墨画教室の活動から- \ 一入会の動機は 会長の方から入会の動機を伺っ てみました。 「水墨画の濃淡とぼかしの美し さに魅せられ、自分の趣味として 生かしていきたいので入会しまし た」また、「先輩の作品に接し、 構図のよさ、作品のすばらしさに 感動し、自分も描いてみたいとい う心に駆られましたので、入会し ました」というのが主な動機でし た。 指導者のト部先生は「絵心のあ る人とは、何を見ても美を感じ、 それを描きたくなる人のことですL と、付け加えてくださいました。 2 水墨画教室のねらい 金男相互のふれあいを通して、 楽しみながら水墨画を学び、より よい作品づくりをすることをねら いにしています。 3 水墨画教室の運営 この会の運営は、会員一人ひと りの意見を大切にしています。 ■ なお、希望者の入会を認め、初 心者を歓迎するということでした。 4 水墨画教皇の学習活動 「水墨画の添削希導」や「スケ ッチ活動」、「各種展覧会作品づ くり」などが主な学習活動になっ ています。 「添削楷導」では、あらかじめ 完成した作品を持ち寄り、みんな で鑑賞します。その後、先生から 適切なご蒋導を受け、楽しみなが ら学習しています。 そのご指導の一例を挙げますと、 山描く対象は、色彩で物を選ばな いで、形で選ぶこと。 吻水墨画は水と墨の調合の仕方で 万物を表現するので、その墨色を 紙の上にいかす工夫をすること。 ㈱風景画を描く場合、筆の使い方 で順序をまちがわをいこと。 ㈲墨、画仙の選び方等で作品の出 来栄えが決まるので、注意するこ と。 ㈲基本技法や水墨画の特色である 浪淡やぼかしの練習をよくする こと。 また、初心者には水墨画の基礎 から描法まで先生がわかりやすく ○指導者 ○代表者 0会 員 0活動日 ○活動場所 .し ト部 久雄先生 磯部 きよさん 15名 毎月第3金曜日 主にコミセン和室 指導してくださり、自らが墨色の 色合いと微妙な変化を楽しむこと ができるということでした。 1スケッチ活動Lでは、大子や 奥久慈方面に出かけ、スケッチを し、自然美を満喫してくるそうで す。「展覧会作品づくり」では、 日数と時間をかけて丹念に仕上げ をするということです。そして、 できあがったときの喜びはひとし おですと笑顔で話してくださいま した。 5 水墨画の魅力は 会員に水墨画の魅力について伺 ってみました。 「墨色でこんなに昧のある絵が 描けるなんて魅力ですLとか、「水 墨画の濃淡とぼかしの美しさに何 とも言えない魅力を感じます」と か、さらには「墨色だけでいろい ろと変化をさせて描くところが魅 力ですL 6 これからは 代表者の磯部さんは、「これか らも、楽しく学び、いろいろな作 品展に出品するようにしていきた い」と話してくださいました。 × × × ※ 生涯学習についてのお問い合 わせは、町生涯学習課までご連 絡ください。 ℡288〜3111 (内線355) 広報じょうほく
元のページ