広報じょうほく No.413 1996(平成8)年 8月
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「美しい太鼓の音が響きわたる。 バナを打つ手に熱が入る。子供た ちの真剣な顔、顔、顔…。額に汗 じょうほくふるさと フェスタにて がにじむ。目がかがやく」 まさに感動の一瞬です。 この「古内大杉ばやしLを、地 □. みんなで生涯学習 豊かな郷土づくりに貢献 一郷土の伝統芸能 「古内大杉ばやし」の活動から- 学習紹介⑭ ( 域の住民が心を一つにしてささ、え、 保有、普及に努めながら、豊かな 郷土づくりを行っています。 この活動に対し、各方面から高 い評価虻受け、今後の活動がます ます期待されています。 それでは、「古内大杉ばやし保 存会」の活動のあらましについて ご結介します。 -古内大杉ばやし保存会の巌成 「大枢ばやし」は、昭和58年、 古内地区に昔から伝わる大杉ばや しが、古内小学校の学習発表会に 演奏されたのを機に復活したとい うことです。 昭和60年、「つくば科学万博」 に出演し好評を博したことから、 翌年の昭和61年に「古内大杉ばや し保存会」の結成に至りました。 今年で実に11年という長い歳月 を活動し続けていることになりま 「0 ′■ b肉太移ばやし保存会の目的 この会は、「古内大杉ばやLL を継承L、保存と普及に努め、地 域の連帯感向上と郷土文化の発展、 豊かな郷土づくりに資することを 目的にしています。 1これまでの活動を通して、住 民の連帯感が一層高まり、地域が 活性化され、すぼらしい人間的な ふれあいや結びつきが生まれたの が何よりもうれしいLと阿久津堅 次会長が語ってくだきいました。 3 保存会の活動のあらまし ○保存会の運営 この保存会を、青少年育成町民 会議古内学区区民の会、古内小学 校、古内小学校PTAで組織し、 地域ぐるみで運営しています。 ○保存会の事業 会則によれば、この会は目的を 達成するために、主に次のような 事業を行っています。 川 継承保有のための練習・研修 聞 成果の発表 ㈲ 設備、備品等の充実 ㈲ 地域の伝承芸能の調査と研修 ㈲ 関係機関、諸団体との提携 ○活動・内容等 活動の中心は練習と発表です。 演奏の練習は毎月第1と第3土 曜日の2回、古内小学校の体育館 で、午後7時30分から9暗まで行 われます。小学校5・6年生の中 から「おはやしLを、4・5年生 が「男踊りと女踊り」を、3年生 が「のぼり旗とお面持ち」の練習 ( をしています。 学校の先生と保存会の専門委月 が、太鼓や笛、かね、踊りに分か れて、熱心に指導に当たっていま す。 演奏発表では、各機関からの要 請によるものが多いとのことです が、近年は慰問演奏も取り入れて いるということです。 今までに「フジテレビ放映」、 「TBSラジオ出演」を始め、「エ ジプトナショナルデー友情出演」、 「いばらきふるさとまつり」や地 域の祝事・催事などに出演し、多 くの成果をあげています。 ヰ 今後の課題 この「古内大杉ばやし」は、苦 から伝えられていたおはやしを編 .しゆく 曲して「宿ばやし」、「欝歓ばやし」 Lんふるうち 「新古内ばやしLの3曲で構成さ れています。そして、昭和62年4 月から「常北町指定無形文化財」 となっていますので、これから先 もいかにして継承、保有させて いくかが課題であるということで した。 × × × ※ 生涯学習については、町生涯 学習課へお問い合わせください。 ℡288-3111 (内線355) 広報じようほく

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