広報じょうほく 臨時特集号 合併だより No.1 1996(平成8)年 7月
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表6 産業別常住地就業者の推移 〔水戸市〕 る。 水戸市においては、第3次産業 の構成比が69・6%から72・4% と増加しており、商業・サービス 業を中心とする第3次産業に特化 した構造となっている。 《現 況》 水戸市は、経営耕地面積が4、 総 数 第1次産業 第2次産業 第3次産業 昭和55年 104,075 9,231(8.9) 22,341(21.5) 72,403(69.6) 昭和60年 112,776 7,975(7.0) 24,269(21.5) 80,395(71.3) 平成2年 120,366 6,383(5.3) 26,356(21.9) 87,109(72.4) 業 〔常北町〕 879haとつくば市に次ぎ県内第 2位の規模を有しており、農地の 減少、兼業化等が進んでいる。 一方常北町は、野菜、稲作、麦、 畜産等を中心とした農業経営が行 われており、同じように農地や農 また、常北町においては、第2 次産業、第3次産業の構成比がそ れぞれ21・9%から26・3%、胡 ・0%から49・1%に増加してお り、第2次産業、第3次産業への 転換が進んでいるところである。 ヽ 総 数 第1次虚業 第2次産業 第3次産業 昭和55年 5,911 2,011(34.0) 1,296(21.9) 2,598(44.0) 昭和60年 5,961 1,766(29.6) 1,462(24.5) 2,726(45.7) 平成2年 6,319 1,543(24.4) 1,663(26.3) 3,103(49.1) /し 注)稔数は分類不能業種を含む 国勢調査(各年10月1日現在) 家戸数は減少傾向にあるところで ある。(表7) 《課 題》 水戸市においては、地域別の振 興施策を展開し、産業として自立 し得る農業の確立を図ることが課 題である。 常北町においては、都市近郊農 業の確立を図ることが課霹となっ ている。 ■工 業 《現 況》 水戸市においては、印刷や食料 品など生活関連の都市型工業の集 積度が高く、常北町においては、 プラスチックや金属など基礎素材 型産業の割合が高くなっている。 《課 題》 水戸市においては、製品の高付 加価値化と企業体質の強化を図り インターチェンジ周辺地区等にお いて、既存企業の適地誘導や新規 企業の誘致の受け皿となる工業用 地の確保が課題となっている。 常北町においては、中小企業の 近代化や経営の安定を図る一方、 多目的業務施設の立地促進を進め ることが課題となっている。 《現 況》 水戸市は県下最大の商圏である が、商圏吸収率は減少傾向を示し ている。 常北町は、水戸市に至近な立地 条件から水戸市への吸収率が64% を占めている。(表9) 《課 題》 水戸市においては、広域化、多 + 表7 農家数・農家人口の推移 〔水戸市〕 農 家 農家徒事 農家人口 稔数 専 琴 一 種 二種 巻数 昭和55年 6,407 874 1,697 3,836 29,539 16,186 昭和60年 6,041 750 1,464 3,827 27,549 16,033 平成2年 5,586 801 1,129‥’ ・3,656 24,917 14,773 平成7年 4,999 711 915 3,373 21,838 13,387 ( 様化に対応した流通拠点の整備、 あるいは魅力ある商業環境の整備 が課題となっている。 常北町においては、地元購買力 の強化を図るため、駐車場の確保 等市街地整備と関連させて整備を 図ることが課題となっている。 -観 光 《現 況》 水戸市は、梅まつりや黄門まつ りに集中した季節型観光となって 薮 笠 農家従事 農家人口 一種 二 種 者数 昭和55年 1,379 215 391 773 5,874 3,445 昭和60年 1,330 224 322 784 5,484 3,182 平成2年 1,265 210 162 893 5,120 3,231 平成7年 1,180 166 169 845 4,767 2,924 農林業センサス、農業基本調査(各年2月1日現在) 広報じょうほく 6

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