広報じょうほく No.412 1996(平成8)年 7月
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(愛宕大権現の再建、本家からの 使いが果たこと) 頓化原合戦で味方大山勢が勝っ たのは愛宕大権現のお力添えがあ ったからこそ。その大権闇は惜し くも戦火で焼失してしまった。こ のままにしておくわけにはいかな いので急いで再建しょうとの声が 大山に盛りあがった。そして、四 月十一日を吉日と選び、大工の大 うちちか 畠内近に話し、普請奉行の飯村出 おの 雲、高額太郎が斧始めの式をあげ た。再建工事は順調に進み、宮づ くりも半ばになった。 再建普請の途中、本家の佐竹氏 ・仁っ ユ丁 囁化 虎頭痛轟 文.今 瀬 ♯ 次さん の 合戦そⅥ⑥ から使いが来るということになっ た。何の為の使いかと不安と期待 の心地で待っていたところ、「こ のたびの小場、石塚の両家と大山 家はつまらぬ私事のうらみによっ て戦い、大騒ぎとなったことで、 佐竹家の怒りは大きい。小場・石 塚城には戸村重太夫殿を、大山城 へは長倉遠江守を使いとしてこの のことを伝える」ということだっ た。 太田の佐竹本家の意思は「石塚 越後守は小場城之介と大山因幡守 が恨みあって戦うことを知りなが ら、城之介と心を合わせたのはも っての外のこと。ほかに解決の仕 方もあるのに力によって片を付け ようとして戦い、多くの人の命を 失うことになったとがは重い。従 って、謹慎-門をとざして居宅に こもり外出しないことを申し付け る。小場城も右の通り」とい、つこ とだった。また、大山城には長倉 遠江殿から同様の謹慎が申しつけ られた。このようにして観せきの 三家の騒ぎは静まった。その後、 大山城主は小高城に国香、小場城 主は小田城(石塚城主も片野城) に移された。 (「頓化原合戦記Lによる) √rしll- ;三;マーク先生の英会話 :;叫i血 CoⅣ耶止i仇 アポイントメント アメリカの病院は、何科でも予約(appointment)をとってからかかります。 予約の時刻に行き、受付を済ませて、待合室で待ちます。灰皿が置いてあることはありません。 ズィ又ル」ム ライトヒア 名まえを呼ばれ、看護婦に“This room.”(この部屋です。)とか、“Right here.’’(ここで す。)と案内された診察室に入ります。診察室は3-4室あり、それぞれに患者が一人ずつ入りま す。例えば、耳鼻科だったら耳鼻科用のいす、器具、寒がそれぞれの診察室に備えつけてありま す。医者は、各部屋を回って診察します。個室の中での診察なので、他の患者に話を聞かれたり 他の患者の話が耳に入ってきたりすることが避けられます。 医者ほ薬を出してくれませんが、説明をしてくれます。それぞれの薬の名まえ、効用、副作用 を教えてくれます。(注射の時もなぜその注射が必要か等説明してくれます。)処方箋を薬局に持 っていって薬を買います。 診察料は、日本と比べてかなり高いです。そのせいもあるのでしょうか。ちょっとの風邪で医 者にかかる人は少ないです。もっとも、かかりつけの医者なら、容態を話すと薬局に電話してく れて、そこから薬を買うということができるのです。 ハウ7← ユーフィーリング ハウFウユーフィール 医者に、“How,re yo-1feeling?”とか”Howdo you feel?’’(気分はいかがですか。また アイムファイン は、お元気ですか。)と聞かれたら、いつものように”Ⅰ,m fine.’’と答えないようにしましょう。 ファイン fine(元気)ではないのですから。 広報じょうほく 8

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