広報じょうほく No.408 1996(平成8)年 3月
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便利でおトクです 国民年金保険料の 前納制度 国民年金の保険料は、1年分ま たは〓疋期間分をまとめて前納す ることができます。前納すると割 引きがあり、さらに保険料を納め る手間も省けて便利です。 平成8年4月から平成9年3月 までの1年分の前納額は、別表の とおりです。 なお、前納された方が厚生年金 保険の加入者となり、国民年金の 資格を喪失した場合、未経過分の 保険料は返還されます。 また、前年度同様、今年度も4 月の納付書と前納の納付書が一緒 になっています。割引きがありま すので、ぜひ前納制度をご利用く ださい。 平成8年4月から、国民年金の 保険料は月額12、300円にな ります。 これは、年金額の改定に伴い、 年金給付とのバランスを保ちなが ら適正な保険料の負担をしていた だくもので、毎年段階的に引き上 げられます。 国民年金制度の健全な運営のた め、加入者の皆さんのご理解とご 協力をお願いいたします。 老齢基礎年金などの年金の支払 いに必要な費用は、皆さんが納め る保険料と国の負担(3分の1) でまかなわれています。 人口の高齢化が進むなかで、安 定した年金制度の運営を続けるた めには、年金給付とのバランスを 平成8年4月から1年分を前納した場合 定額保険料 定額保険料 + 付加保険料 147,600円 152,400円 月々納めた場合 (12,300円×12) (12,700円×12) 前納した場合 144,040円 148,720円 割引きされる場合 3,560円 3,680円 保ちながら適正な保険料の負担を していただく必要があります。 国民年金制度は、「世代と世代 の支え合い」のしくみで成り立っ ており、一人ひとりの思いが大き く反映されます。これからも国民 年金制度を健全に運営していくた めに、皆さまのご理解とご協力を お願いいたします。 力 (その〓 阿宇ケ浦と 渦沼を詠む めおとがも みお 群れはなれ水尾ゆるやかに夫婦鴨 安 藤 美恵子 にお ひたすらに浮きて沈みて鳩の日々 鈴 木 幸 女 はしいだうきねどり 囁抱きまだ覚めきらぬ浮寝鳥 須 江 君 子 りJう しじみ えら 漁のなき蚊を撰びつつ嘆く 永 山 綾 乃 ごうのうもんがま 重き雪積み豪農の門構へ 猪 野 はるい まえはま Lおさいかんつばき 前浜の村の潮騒寒椿 小 山 静 香 とびいL 飛石の一つ一つに残る雪 小 堀 林 三 ほとけぎ 日だまりのあれば必ず仏の座 森 島 保 子 おおほだ いも 藷を焼くため大棺に火を放つ 宇 野 英一 ゆきむL 雪虫の飛び交ふ五重の塔の寺 尾 又 由利女 ちどり いそぶL 磯節の磯の千鳥を見つつ旅 小 野 草葉子 留 ふれあい俳句 広報じょうほく
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