広報じょうほく No.408 1996(平成8)年 3月
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昭和63年から平成7年まで、8 年連続で年間1万人以上が交通事 故で亡くなっています。負傷者の 累計をみても、平成7年10月で2、 500万人にのぽり、国民の5人 に一人が負傷している計算になり ます。 一人ひとりが交通ルールとマナ ーを再度確認して、車・バイクの運 転や歩行をするようにしましょう。 最近の交掌故の傾向 平成7年に交通事故に遭った人 をみてみると、自動車に乗ってい たときに死亡した人が全体の42・ 6%でした。次が歩行中で詣・0 %、そして自転車の10・5%と続 いています。ここ2年にわたって 減少してきた死亡者も増える傾向 にあります。 最近の交通事故死者の傾向は、 自動車運転中や歩行中でのお年寄 りの死亡事故の増加です。お年寄 りは加害者にも被害者にもなって 春野栗遅筆金運勤が 4月6〜皆 始まります います。また、幼い子どもの交通 事故が後を絶ちません。交通事故 は、いつ、どこで起こるかわかり ません。まわりに気を配り、加害 者にも被害者にもならないように しましょう。 子ともを交通事故から守ろう 家族や地域でルールや マナーを教える 4月は、新入園・新入学の季節 です。子どもたちが、元気に保育 園や幼稚園に行ったり、登校した りする姿はかわいらしいものです。 子どもたちが交通事故に遭わない ようにするために、何に気をつけ たらいいでしょう。また、何を教 えればいいのでしょうか。 tドライバーの皆さんヘ スクールゾーンや「子どもの飛 び出しに注意」の看板があるとこ ろでは、細心の注意を払って運転 をしましょう。 ( _ご家族の皆さん.へ 園児や児童がいる家庭では、子 どもの飛び出し事故を防ぐため、 通学路や家のまわりを子どもと一 緒に歩き、安全な歩き方や道路の 横断のしかた、信号の意味と見方 などを教えてあげましょう。この とき、子どもの目線で風景をみる ことをお勧めします。大人の目線 では気がつかなかったことが発見 できます。また、家族ぐるみで交 通ルールとマナーについても話し 合フようにしましょう。 夕方や夜間は、ドライバーにと って周囲が見にくくなる時間です。 外出のときは、目立つ服装で、靴 や持ち物に反射材をつけて、ドラ イバーから見やすくする工夫をし てください。 ■地域の皆きんへ 保育所や幼稚園、学校やPTA はもちろん、町内会や交通安全父 母の会、子ども会や老人クラブな ど、地域ぐるみで子どもに交通ル 広報じようほく

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