広報じょうほく No.406 1996(平成8)年 1月
4/16
〝ふれ太鼓〞で一気にもりあが りをみせる。「常北め組太鼓」の メンバーも一段と熟を帯び、バナ さばきに身が入りました。和太鼓 特有の美しい音色とその勇壮さが 聴衆を魅了しましたひ 】■ いつでも どこでも だれで雪 餌・ゝ l これは、「ふるさとの昔話」フ ェスタでの率直な感想です。 「音楽は人の心をより豊かにし、 生活を明るく楽しくするための泉 のようなもので、人生にはなくて はならないものと言えますノと常 みんなで生涯学習 ■ 学習紹介⑳ 明る<楽しい町つ<りの 一翼をになって -「常北め組太鼓」の活動- 北め組大蔵を指導してこられた鯉 渕彰夫先生は言い切ります。 また、鯉渕幸子会長は、「明る く楽しい町づくりをするために も今まで築いてきた『常北め絶大 鼓ヒを残し、発展させていかなけ ればならないと考えていますゾと 話していました。 そこで、今回は「常北め組太鼓 についてご紹介いたします。 - 「常北め組太鼓Lの発足 生涯学習の必要性が強調される ようになり、発足の気運が高まり 平成5年8月に発足しました。 2 「常北め姐太鼓」のねらい 健康づくりと明るく楽しい生活 づくりとを基盤にしながら、会員 相互の技術の向上と連帯感づくり をねらいとして取り組んでいると いうことでした。 3 現在の活動状況(敬称略) ・楷導者 鯉渕 彰夫 ・会 長 鯉渕 幸子 ・会員数 15名 ・練習日 毎週火曜日。午後8 時から10暗まで ・場 所 コミセンホール 主な練習として、基本練習と持 ち曲練習です。 基本練習では、バナの持ち方、 動かし方、リズムの取り方や音の 出し方などを中心に反復練習して います。 持ち曲の練習は「ひびき」「とど ろき」「め組の曲のほか、 出演者全体の和やリズムの取り方、 間のとり方などを中心に学習して います。 今までの主な活動は、保寿荘へ の慰問、夏祭り、敬老会、産業文 化祭、公民館まつり、そして「ふ るさとの昔話」フェスタなどに出 演し、幅広い分野にわたっていま す。 「常北め組太鼓」の一糸乱れぬ しかも個性あるパテさばきが、今 や各方面から高く評価され、注目 されています。 4 「常北め組太鼓」の魅力 無心で太鼓を打つことのできる 楽しさや心を一つにしてリズムに 乗り、調和し、曲を成就きせたと きの喜びに魅力を感じるとい、つ会 員もいました。が、一番の魅力は、 太鼓を打つ者の個性を生かした自 由な表現と太鼓のもつ独特の響き であるということでした。 例えば、太鼓の打ち方一つとっ てみても、砕に固定、下げる、胴 前につける、左手でもつ、肩上で または脇下にかかえて打つ、など の種類があり、工夫する楽しさが あります。それに音の高低差、響 き方にもかなりの幅があります。 つまり、太鼓の打ち方によって音 色が十人十色であり、そこに個々 の技芸が存在します。ここに魅力 を感じるそうです。 だげい また、打芸においても、盆太鼓、 組太鼓などがあり、打法にも、お ろし打ち、みだれ打ち、追い打ち などいろいろあり、それぞれ独特 の妙をもっており、その勇壮さに も魅力があるということでした。 5 今後の課題 「常北め組太鼓」をこれから先 も保存し、進展させるために〝い かに会員を確保し続けるか〞が最 大の課題だということでした。 会員募集/ 経験のない女性の 方、大歓迎です。年齢は聞いませ ん。親切丁寧に数えます。入会希 望の方は、会長宅(288I35 -5) へ × × × 兼 生涯学習推進室では、学習相 談や各種学習情報の提供を行っ ています。 ℡28813111 (内線355) 広報じょうtまく
元のページ