広報じょうほく No.405 1995(平成7)年 12月
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健康テレホンサービス ℡土浦(0298)22-2600 一天棚M当一 肥満のタイプ 肥満のタイプには、おしりや太 ももなど下半身に脂肪がつく「洋 なし型肥満Lと、上半身、特にベ ルトの辺りに脂肪がつく「りんご 型肥満」の二つがあります。 このうち、「洋なし型肥満」の タイプは若い女性に多く、このタ イプの肥満は健康上、あまり問題 になりません。 しかし、「りんご型肥満」のタ イプは、中高年者に多く、いろい ろな成人病と深く関係しているこ とがわかっています。「ベルトの 穴が増えると寿命が縮まる」とい 1月のテーマ 下肢の神経痛 ‡月‡ ー坐骨神経痛- 磁石つき入れ歯 心配な吐き気と頭痛 お餅ガ喉につまった/ 章丸ガ腫れる病気 タバコと心筋梗塞 ちょっヒ気になるお話 肥沿について⑧ うのは、あながち間違いではない のです。 洋なし型肥満の特徴である下半 身の脂肪は、脂肪細胞の数が増え ていますから、この部分の脂肪を 減らすのはなかなか困難です。こ れに対して、りんご型肥満の人の おなかについた脂肪は、一つ一つ の脂肪細胞のサイズが大きくなっ ており、中につまっている中性脂 肪は減らそうと思えば減りやすい 状態にあり£すから、ダイエット の効果も高いようです。 ( りんご型肥満 (上半身型) 洋なし型肥満 (下半身型) 日本人の4人に1人ががんで亡 くなっている現在、県ではがん制 圧をめざしてさまざまな行事を展 開しています。本年も「がん予防 セミナー95」開催の計画をはじめ、 6月から12月の間に県内14の各保 健所が主体となって、多くの企画 が実施されています。 水戸保健所では、去る9月13日 に健康科学センター大会議室にお いて、「皆で考えようがんの予防・ 早期発見」をテーマにシンポジウ ムが開かれました。 村田明水戸保健所長を座長に、 ボランティア活動を通して、常北 町食生活改善推進員連絡協議会の 亭水トシイ会長が「がん予防推進 員と私」。健康機関の立場から、財 団法人茨城県総合健診協会事業 部桜井息温次長が「健康診断の重 要性について」。がん体験を通し て、茨城よろこびの会柳橋恵三会 長が「私のがん体験」。医療の立 場から、県立がんセンター長小泉 澄彦医師が「がん予防について」 と、それぞれの分野で発言があり ました。 がんは、食生活や日常生活の改 善で相当予防できるということや ′l\ 材 料(4人分) 治療には検診による早期発見が大 切なことなどが強調きれました。 今回は、産業文化祭の健康まつ りで試食を行った、がん予防食の 二品を紹介します。 かぼちゃのマリネ 《作り方》 1、かぼちゃは綿をとり、皮をと ころどころむいて食べやすい大 きさに切り、蒸す。 2、玉ねぎは薄切り、にんじんは 千切りにする。 3、うずら卵はゆでて殻をむき、 半分に切っておく。 4、調味料をあわせ2をつけ込み、 蒸し上がったかばちゃにかけ、 よく冷やす。 かぼちゃ 320g 玉ねぎ 40g にんじん 20g うずら卵 4個 酢 少々 調味料 サラダ油 6g 塩 2g カレー粉 少々 広報じょうほく
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