広報じょうほく No.401 1995(平成7)年 8月
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質冤 相続や遺贈によって財産を取得 した人には相続税がかかります。 《相続税の仕組み》 相続税は、取得した「正味の遺 産額」が「基礎控除額」を超える 場合に、その超える額に対して課 税されます。 1 基礎控除額 5000万円に法定相続人 一人当たり1000万円を加え た金額 なお、㌧」の場合の法定相続人 には、相続を放棄した人も含ま れますが、養子については一定 の制限があります。 2 正味の遺産額 正味の遺産額とは、遺産総額 から非課税財産、被相続人の債 務の額や葬式費用を差し引いた 額です。 3 非課税財産 墓所、仏壇、祭具や心身障害 者共済制度に基づく受給権、保 険金や死亡退職金のうち〓疋の 金額は、非課税となヶます。 なお、遺族が受け取った香典 は、相続財産とはなりません。 4 相続税の計算 まず、正味の遺産薪から基礎 控除額を差し引いて、課税遺産 稔額を算出します。 この課税遺産絵額を法定相続 分どおりに分けたものとして、 各法定相続人別に税額を算出し ます。この税額を合計したもの が相続税の絶額です。 この相続税の総額を、各相続 人や受遺者が実際に取得した正 味の遺産額に応じてあん分した 金額が、各相続人の負担すべき 相続税額となります。この場合 の税率は、10%から70%までの 超過累進税率となっています。 《相続税の申告と納税》 平成7年1月1日から同年12 月31日までに相続が発生した場 合の申告書の提出期限は、相続 開始を知った日の翌日から9か 月を経過する日と平成7年10月 31日のいずれか遅い日となりま 財産を相続したときは ヽ す。申告書は、被相続人の住所 地を所轄する税務署に提出して ください。 相続税は、申告書の提出期限 までに金銭で納付するのが原則 ですが、一定の要件の下で年賦 で納付する延納制度や相続した 財産で納付する物納制度もあり ます。 相続財産の評価の方法や相続 税の計算、農地等を相続した場 合の納税猶予の特例や納税方法 などについてご不明の点があり ましたら、お気軽に貴寄りの税 務相談室や税務署にお尋ねくだ さい。 滅失家屋の届出について 家屋を取り壊した場合は、でき るだけ早く役場税務課に家屋滅失 届を提出してください。 届出の用紙は税務課に用意して ありますので、印鑑をご持参くだ さい。 ◆問合せ 役場税務課 ℡28813111 (内線112) (議 案) ▼第購号議案 常北町国民健康保 険税条例の一部改正について (医療費高騰と前年度においての 基金取りくずし等により保有財源 不足を生じたため、税率等の改正 を行ったものです。 卦た、期別ごとの被保険者負担 を抑制するため、6期であった納 期を9期に改めたものです。) ▼第仰号議案 平成7年度常北町 一般会計補正予算(第2号)に ついて (既定の歳入歳出予算の総額に歳 入歳出それぞれ1、000万円を 追加し、予算の総額を歳入歳出そ れぞれ42億5、355万円とし たものです。 歳入では、繰入金を追加し、歳 出では、民生費を追加し、予備費 を減額したものです。) ▼第鵬号議案 平成7年度常北町 国民健康保険特別会計補正予算 (第1号)について (既定の歳入歳出予算の総額から 歳入歳出それぞれ3、044万4 第2回常北町議会瞳時金 平成7年度第2回常北町議会臨時会が、-月24日に開かれ ました。 この臨時会で、議案5件が審議され可決されました。審畠 された内容は次のとおりです。 ′■11 千円を減額し、予算の総額を歳入 歳出それぞれ7億2、921万6 千円としたものです。 歳入では、国民健康保険税及び 繰越金を追加し、国庫支出金、療 養給付費交付金及び繰入金を減額 したものです。 歳出では、諸支出金を追加し、 保健給付費及び老人保健拠出金を 減額したものです。) ▼第側号畠案 平成7年鹿骨北町 公共下水道事業(国補公下第1 号)工事請負契約の締結につい て (国補公下第1号汚永幹線管渠工 事について、常北町大字那珂西地 内国道123号線に推進工法で施 工するものです。) ▼第50号議案 平成7年鹿骨北町 公共下水道事業(国補公下第3 号)工事請負契約の締結につい て (国補公下第3号汚水幹線管渠工 事について、常北町大字那珂西地 内町道0205号線に推進工法で 施工するものですJ 広報じようほ<

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