広報じょうほく No.401 1995(平成7)年 8月
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‾」二三琴華撃当銭型喜 萱 は貴重な資源です 昨年は、全国的に雨が極端に少 なかったうえに、記録的な猛暑と なりました。そのために各地でダ ムが枯れ、河川の取水制限や給水 制限が行われました。 日常私たちが必要とする生活用 水の量は、口に入るものも含めて 1人当たり1日約200リットル です。これは、おふろの浴槽1杯 分とほぼ同じ量ですから、決して 地球上の水の約97%は海水です。 淡水はわずか3%、 さらに、私たちが利用できる水(河川水・湖沼水・地 下水の一部)は0・8%しかありません。 ″水の惑星″といわれている地球でも、使える水は ほんのわずかしかありません。 水は貴重な資源です。 大切に使いましょう。 少なくありません。さらに生活用 水の使用量は、年々増え続けてい るのです。核家族化で世帯数が増 えたこと、シャワーの普及などラ イフスタイルが変化したことが要 因と考えられます。 「水は無尽蔵にある」という考 えを1人ひとりが見直し、「限ら れた資源」であると再認識したい ものです。 変わってきた 水を使うときの意識 捻理府が実施した「人と水との かかわりに関する世論調査Lでは、 次のような傾向がみられます。 「ふだんどのような水の使い方 をしているか」という問いに対し ては、「豊富に優っている」と答 えた人は約35%、「節水している」 と答えた人が約60%でした。昭和 61年の調査結果と比べると、前者 の割合は減少し、後者は約9%増 えています。その理由も、「節水 の呼びかけがあるから」や「水は 限られた資源で大切にしなければ ならないから」といった理由を挙 げる人が増えています。 このように、水を使う私たちの 意識もだんだんと変わってきてい ます。水は必要な量だけ使い、無 駄な水は使わない習慣を身につけ ましょう。 広報じようほく
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