広報じょうほく No.400 1995(平成7)年 7月
4/16
1自然を守る」ことは、人々が より豊かに生活していくために必 要不可欠なことです。 「青山の自然を守る会」活動 「 しかし、そのことを実行し、続 けていくことは、並大抵のことで はありません。 みんなで生涯学習 学習紹介⑳ 自然を守ることへの ( -「青山の自然を守る会」から- 「青山の自紘を守る会」 (川又 克己会長)は、それらの幾多の問 題を克服し、多くの成果を収め、 見事に実践してきました。 そこで、「青山の自然を守る会」 乃舌飽こつハて置介します。 ㌧る会」の設立 ,1】t一一二 「青山神社周辺の森」が、茨城 の自然100選に入選したのを機 に、伝統ある自然を守り、後世ま で引き継ぐため、平成元年11月に 設立しました。 発会式では、入選の祝賀会を地 域をあげて盛大に催し、青山神社 前に記念碑を建立しました。今で は常北町のシンボルの1つになっ ています。 O「青山の自然を守る会Lの推進 会則で活動の明確化と継続性を 図っています。稔会は年1回、役 員の任期は2年です。 平成7年度は、川又克己会長を 中心に14人の本部役員、20人の理 事で推進することになっています。 そうそうたるメンバーが顔をそ ろ、え、この会にかける意気込みと 活動の重要さをうかがい知ること が.。します。 約7旬間竺副釘の中から主に次 の3つの活動が浮かびあがってき ます。 ①1青山神社周辺の森Lの環境 維持管理活動 これは、単に環境の整備(清掃、 下刈り等)にとどまらず、自給環 境保全という広い立場で考えてい ます。また、地域住民相互のふれ あいを通して、連帯感をより一層 強める一助になっていると川又会 長は力説しています。 ②茨城の自然100選めぐり活 動 この活動は、年に春秋2回実施 していました。これらの学習活動 は、「青山の自然を守る会」の維持 管理並びに伝統文化の発掘や創造 に大いに生かされています。(一 例、「青山太鼓の前進」) 今までに10回実施し、最終回は 今年3月12日に行いました。 平成7年度からは、「茨城の先 進地等めぐりしとして、今までの 100遠地との関連も考慮にいれ て行うことにしています。 川又会長は、「この100選めぐ りは大好評であった。今後も会の 発展のために継続していきたいノ と語っていました。 ③一人一木植栽推進活動 みどり豊かな生活環境づくりと 区民の緑化意識の高揚をめざして、 一人一木植栽運動を県・町の援助 のもとで進めています。 活動は、青山神社参道、県道沿 線、青山小学校周辺等にアジサイ、 コプシ、モミジ、桜、サザンカ等 造林用樹種及び緑化樹木などを植 栽することで、今までに700本 以上植栽しました。 川又会長は、「将来、この植栽活 動が地域の人々の心をなごませて くれる日がくることを今から楽し みにしているJと話していました。 自然が少なくなり、生活環境が 悪くなりつつある現在、「青山の 自然を守る会」の取組みが果たし た役割は実に大きなものがありま す。 × × × 「自然を守る」ことの大切さを 町民一人ひとりが再認識して、実 践していくことを銘記してほしい と思います。 粟 生涯学習については、町生涯 学習推進室までお問い合わせく ださい。 学習相談や各種学習情報の提 供を行っています。 ℡288-3111 (内線355) 広報じょうほ<
元のページ