広報じょうほく No.399 1995(平成7)年 6月
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保険料の納付ガ困難なとき 免除制度を利用しましよう 自営業者などの国民年金第1号 保険者の方は、個人で保険料を納 めることになっています。しかし、 経済的な理由等でどうしても納め ることが困難な方に対しては保険 料の免除制度があります。 《免除の基準》 次の項目などを考慮して免除の 可否が判定されます。 1、世帯にかかる前年分の所得税 の課税状況及び前年分の市町村 民税の課税状況 2、固定資産の評価額 3、前年の所得額 4、前年に支払った医療費の合計 額 5、生命保険の加入状況 《免除される期間》 申請のあった前月から所属する 年度末(3月)まで 《免除の手続き》 年金手帳と印鑑を持参して、役 場の国民年金係で行います。 なお、前年度において免除を受 けられた方で今年度も引き続き免 除を希望される方も、新たに申請 免除の手続きが必要となります。 ′-、\ 平成3年4月1日から、20歳の 誕生日を迎えた学生の皆さんも国 民年金への加入が義務付けられま した。しかし、一般的に学生の皆 さんは所得がないため、本人に替 わって親元世帯が保険料を納める ことになります。 国民年金制度では、このような 経済的事情を考慮して、保険料納 付の免除が受けられる「申請免除」 学生の皆さんも保険料の 免除ガ受けられます ー申請免除を利用しましようー の制度が設けられています。 《申請免除の手続き》 学生本人の住民票のある市町村 の国民年金係で行います。 手続きには、①年金手帳及び印 鑑②在学証明書又は学生証が必要 となります。親元を離れて生活し ている学生は、このほかに親元世 帯の所得証明書が必要となりま す。 ㌔仁\ 大いなる濁り鯛らの乗っ込みぬ 飯 田 勇一 てぬぐい 茶を摘める手拭ほどけ易きかな いそべ き よ なかす 帆の如くありて中州の若葉かな 阿久津 あい子 うえたみち 植田道一直線に雲燃えて 高 橋 芦 江 初蛇や絵馬からからと風の道 長 須 きみの 夏つばめしずかにはがす傷テープ 竹 内 幸 子 とうは 踏破せし峰のふんばり五月晴 今 瀬 多代美 ふもと みちのくの麓明るき花りんご 飯 村 愛 子 へんずつううらしまそう 偏頭痛浦島草のかげり咲き 鯉 渕 寿美恵 木漏れ日を織りなしてをり自あや 飯 嶋 と み め まろやかに川面をなでて梅雨の風 小田木 梅 よもぎ いつの間に消えしペンだこ蓬摘む 菱 木 女江子 炭窯のひっそり眠り樺山 瀬 谷 博 子 広報じょうほく
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