広報じょうほく No.398 1995(平成7)年 5月
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骨にとってカルシウムが重要で あることはいうまでもありません。 カルシウムは一日600喝は必 要といわれています。私たちはそ のカルシウムを食物から体内に吸 収し利用していますが、さまざま な要因により影響を受けています。 ○吸収が促進するとき 1、ビタミンDが十分ある。 2、カルシウムが欠乏している 3、リン酸が欠乏している 4、妊娠中、授乳中 0吸収が抑制されるとき 出妻 1、ビタミンD欠乏 2、閉経、無月経、女性ホルモ ン欠乏 3、高齢 4、骨粗しょう症の人 〔ビタミンDとカルシウムの関係〕 ビタミンDは食物から摂取される ものと、皮膚が紫外線の作用によ り作られるものとの二つがありま す。ビタミンDは、肝臓と腎臓で 酵素の作用を受けて活性化します。 カルシウムの血中濃度が下がると 租しJ-⊃症 予防その⑤ ′■l\ この活性ビタミンDが腸に作用し てカルシウムの吸収を促進する働 きをするため、血液中のカルシウ ム濃度は高くなります。また、骨 にも作用して骨の吸収を盛んにし ます。一方、血中カルシウムが十 分な時は弱いタイプのビタミンD となり、骨の形成を侃進します。 〔ホルモンとカルシウムの関係〕 血液中のカルシウム濃度はホル モンの作用により一定に保たれて います。このホルモンを「カルシ ウム代謝調節ホルモンLといいま す。 0骨の吸収を侃進するホルモン 副甲状腺ホルモン 活性型ビタミンD O骨の吸収を抑制するホルモン カルシトニン エストロゲン カルシトニンは甲状腺から分泌 されるホルモンで、加齢とともに 減少します。エストロゲンは女性 ホルモンで、閉経後は急激に減少 します。 骨にとって大事なカルシウムも いろいろなものに左右されていま す。 食生活が欧米化している昨今、 我が家では、植物たんばく質が豊 富な豆腐からたんばく質を摂るこ とが多く、緑黄色野菜、きのこ類 等ビタミン、ミネラルの摂取に心 がけ、健康の維持に努めています。 和風豆禽ロースト 《作り方》 1、豆腐をあらくくずして水を切 る。 2、lとにんじん、しいたけのみ じん切りを共にサラダ油で炊め る。 3、2に調味料を加えて昧つけし、 いんげんのゆでたものをみじん 切りにして混ぜる。 健康テレホンサービス ℡土浦(0298)22-2600 ●食生活改善推進員連絡協議会から 今回は、那珂西三区推進員からの報告です。 6月のテーマ 頭ガくらくらしたら 火 年をとっても自分の歯で 「8020運動」とは 水 燃えつき症候群 木 夏に多い子どもの下痢 金 食虫毒と食べ物 土日 夏の陽ざしにご用心 材料(ヰ人蔚) 4、3に卵を入れてつなぎにし、 卵塊鍋で両面を焼いて切る。 5、サラダ菜、セロリをそえて盛 る。 豆 腐 にんじん しいたけ さやいんげん 卵 調味料 Jしようゆ ま塩 、は右み・つ サラダ油 サラダ菜,セロリ, 7 広報じょうほく

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