広報じょうほく No.397 1995(平成7)年 4月
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学校教育については、個性を重 視しながら自ら学ぶ意欲や社会の 変化に主体的に対応できる思考力、 判断力、表現力などの育成を図る 新しい学力観に立って、町内各小・ 中学校との連携を常にして、一層 の充実に努めてまいります。 学力の向上はもとより、今日的 課題となっている思いやりや奉仕 の心、環境に対する責任や役割を 理解させることなどの「心の教育 の推進」、また、登校拒否やいじ めの未然防止のための「教育相談 の一層の充実、家庭教育の推進」 等課題は山積しています。 これらに対処していくために、 学校教育籍導月利度を新設し、学 幼児期における教育やしっけは、 人間形成に大きな影響を及ばすた め、家庭での教育が重要です。家 庭、保育園、幼稚園、地域等との 連携を図り、少子化の進行に相応 しながら、健康でたくましい子供 の育成ができるよう教育内容の向 上に努めてまいります。 学校教育 幼児教育 校教育全般の向上に努めてまいり ます。 また、学校過5日制の月2回実 施が4月から始まりますので、こ の対応に万全を期してまいります。 国際化に対処する教育推進のた め、引き続き英語指導助手の招致、 国際交流事業を進めてまいります。 そのほか、学校施設等環境整備に も努めてまいります。 なお、昭和亜年3月竣工の学校 給食共同調理場は、施設が老朽化 し、さらに給食メニューの多様化 により場内が手狭になったこと等 により、改築の方向でその準備調 査を進めてまいります。 町民l人ひとりが豊かで、より 充実した生きがいのある人生を送 るためには、生涯にわたって自ら 学習に参加することが大切です。 そのため、気軽にいつでも、どこ でも、だれもが学びやすい環境の 整備と援助に努めてまいります。 本年度も、大綱のテーマである 「ふれあい、生きがい、学びあい」 の目標に向けて、その推進事業の 充実を図り、さらに生涯学習情報 提供、学習相談事業、指導者の育 成及びイベント等の実施により、 生涯学習 特色ある生涯学習まちづくりを積 棲的に推進してまいります。 近年、生涯学習の高まりの中、 芸術、文化そして健康や体力づく りのためのスポーツ、レクリエー ションへの関心などが一層強まり、 真の豊かさを実感できる社会の実 現が望まれています。 このような町民のニーズの高ま りや多様化を受けて、公民館各種 活動内容の充実、社会教育関係施 設の整備に努めてまいります。 なお、農業者健康管理トレーニン グセンターは、公民館と併用で管 理運営をしてまいりましたが、運 営について一層の合理化を図って まいります。 先人達の生活の足跡である民俗 資料については、町民の皆様から 提供をいただき、現在約300点 余が収集されていますが、当分の 間、青山小学校旧特別教室を民具 館として位置づけ整理保存をして まいります。また、各文化財につ いても、その保護と活用に努めて 文化財の保護 社会教育 まいります。 手をつなぎ共に 築<まちづ<り 町民参加と コミュ〓ティ 「自らのまちは、自らつくる」 は、地方自治の基本であり、町民 が進んで町政に参加することが大 切であります。 このため、それぞれの地域にお いて住民が対話を通し、「自ら考 え自ら行う地域づくりLとして、 ふるさと創生の主旨に基づき1世 帯1万円事業の未実施区に本年度 も引き続き助成してまいります。 また、近年女性の社会参加と行 政の各分野で女性の活躍がみられ、 行政への意識が高まっていますの で、社会参加の環境づくりを進め るなど、引き続き婦人による研修 を実施してまいります。 コミュニティづくりの拠点とし てコミュニティセンター常北がオ ープンし4年目を迎え、図書館を はじめ館内各施設とも年々利用者 も増加し定着してまいりました。 今後は、更に施設の整備と図書の ′■\ 増冊と内容の売笑を図ってまいり ます。 本年度も、自主事業としてコン サート、演劇、能、映画を引き続 き実施するとともに、昨年度に引 き続き町民参加による手作り自主 事業の常北「第九」を歌う会の演 奏会を実施してまいります。 さらに、芸術文化、コミュニテ ィ活動、研修の拠点として町民か ら親しまれ、活用されるためのセ ンターの管理運営に一層の努力を してまいります。 ・▲今年も実施する常北「第九」演奏会
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