広報じょうほく No.397 1995(平成7)年 4月
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道路網の整備は、町民が快適な 生活を営むためにも、生産性向上 のためにも、最も要望が高く、地 域活性化の根幹をなすものであり ます。特に、県都水戸市等への通 勤者による交通量の増加は、年々 著しいものがあり、朝夕の混雑は 少なからず生活機能にも影響をも たらしています。このため、安全 確保の上からも引き続き国県に対 し、早期改良を積極的に要望して まいります。 特に、高速交通時代に対応した 交通体系の整備と高速道路へのア クセスとして、主要幹線道路網の 整備促進を図る必要があります。 既に、上入野地内で着工されてい ました県道石岡常北線については、 この春に開通いたしましたが、県 道水戸茂木線については平成8年 完成をめざして一層の促進を図っ てまいります。また、県道錫高野 石塚線の整備改良についても早期 に完成するように県に対し強く要 望してまいります。 さらに、交通安全対策の上から も、国道123号線及び県道水戸 茂木線の自転車、歩行者道未設置 区間の解消について、早期実現を 道路の整備 住民が、安心して生活できる都 市環境を計画的に整備をすること は、まちづくり上もっとも大切な ことです。 このため、基礎的条件の一つで ある用途地域につきましては、平 成4年の法律改正を受けて、新用 途地域に指定替えの都市計画決定 県に要望してまいります。また、 幹線町道については、引き続き国 県補助事業を導入して改良を促進 し、さらに地域住民に密着した生 活道路につきましても、地権者の 理解と協力を得ながら、拡幅整備 などを積極的に進めてまいります。 なお、国道123号線及び上入野 地内町道につきましては、下水道 事業、農業集落排水事業等の施工 により本年もまた大変ご迷惑をお かけいたしますが、事故防止等に は万全を期してまいりますので、 何卒ご理解とご協力をお願いいた します。 都市計画 快適でうるおいの あるまちつ<り ′れ鳳ぺ を行い、秩序あるまちづくりの役 割を果たしてまいります。 また、総合的な街づくり事業で ある区画整理事業については、平 成4年度に地元権利者により組織 された、「まちづくり協議会」等 の活動や、関係者のご理解のもと に実施した現況測量・調査により 作成した街づくりの計画案に基づ き、説明会の開催やアンケート調 査などを行い、具体的な検討をし てまいりました。 ■県道石岡常北線 上入野地内開通 経済活動の活発化や生活様式の 多様化などに伴い、本町において も排出されるごみの量が年々増加 しています。 地域環境の美化、清潔な町づく りをめざす上からも、ごみの減量 化を推進する必要があります。こ のため、学校教育や社会教育等、 多様な機会をとら、え、普及・啓発 本年度は、現在までの経過を踏 ま、え、区画整理の事業化について 住民本位による街づくりの方向性 を見い出していきたいと思います。 ただ、その判断については、去る 1月17日に発生した阪神大震災の 教訓をも十分に勘案しながら、都 市防災面も含めた道路や公園など の公共公益施設の一体的な整備が できる区画整理事業の推進や、関 連都市計画道路の整備検討とその 推進を図ってまいりたいと考えて います。 特に、近年周辺地域からの流入 人口の増加などにより、朝夕の国 道123号線の交通混雑は慢性化 しており、解決のため用途地域内 の整備と整合を図りながら早急な 整備に向けた対応をしていきたい と考えています。 環境衛生 〆t\ 活動を進めてまいります。 その一環として、生ごみの自家 処理を普及させるため、引き続き コンポスター購入者への補助をい たします。また、生活排水による 生活環境の悪化及び公共用水域の 水質汚濁を防止するため、合併処 理浄化槽設置事業も引き続き拡充 してまいります。さらに、春・秋 2回実施している町内一斉のクリ ーン作戦についても、地域住民の 協力を得ながら進めてまいります。 また、し尿処理施設▼の建設につ いては、広域事務組合において平 成5年度から継続事業として七会 村に建設中ですが、本年11月稼働 に向けて万全を期してまいります。 一今年11月完成予定の し尿処理場(七会村)

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