広報じょうほく No.397 1995(平成7)年 4月
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左の写真は、五目並べではあり ません。 常北町少年少女囲碁サークルの 活動風景です。 このサークルは、学校週5日制 の導入に伴い、学校外活動の促進 を図るため県の委託事業として実 施しています。毎月第2土曜日に コミセンの研修室等で楽しそうに 活動しています。 少年少女囲碁サークル活動 みんなで生涯学習 、 学習紹介⑳ 小堤 平(前常北町教育委員会派遣社数主事) 参加者は幼稚園児から小学校6 年生までの男子18名、女子18名の 計36名です。また、指導に当たっ ている先生は、城北囲碁会長の川 又誠さんほか、会の有志の方々で す。 将棋に比べて、とっつきにくい といわれている囲碁ですが、九路 盤という小さな碁盤を使って、子 どもたちは毎回真剣な対局を楽し んでいます。 それでは、活動の様子を参加者 の感想から紹介します。 先ず、石塚小6年生の野尻拓身 君の感想です。 「サークルのみんなでトーナメン トの大会をしたり、9月には竜神 峡へハイキングにも行きました。 この圃碁サークルに入って、ます ます囲碁が好きになりましたノ 続いて石塚小6年生の荒井豊君 の感想です。 「第2回少年少女囲碁大会のとき ばくは決勝戦で、この前シテづり を食らって負けてしまったト静君 に初めて勝つことができました。 うれしくて思わず『やったあ′』 と叫んでしまいました。このとき ぽくはあきらめなければ何でもで きるんだと心から思いましたノ 次に、保護者の立場から川野辺 裕子さんの感想です。 「わが家では、小5、小2、幼稚 園児の3人が参加しています。家 では誰も囲碁は知らないし、難し そうなので、幼稚園児の長男には 無理かなと思いましたが、一番夢 中になりました。家でもオセロ盤 を使って姉達を相手に楽しんでい ます。 夢中になっている成果が小学生 相手の対戦や大会でも好成績を収 めるようになりました。 最近では、将棋も覚、え、これま た姉弟で対戦したり、父親が相手 をしてくれたりと親子のふれあい の機会となっています。 囲碁や将棋は、年齢を越えて楽 しめるので、このサークルで囲碁 に触れたことは、いろいろな意味 でプラスになることと思いますノ 指導者の川又誠さんの諸による と、 「サークル活動の初日は、碁石を 初めて握るという子がほとんどで した。碁石を塵のマス目の真ん中 に打つ子もおりました。 しかし、回を追う毎にアタリや ツナギを覚え、さらには、石を攻 めたりしのいだりできるようにな りました。ここまでくると囲碁の 面白きや楽しさがわかってきたら しく、囲碁大会を開いて欲しいな どという声が出るようになり、子 どもたちの目が輝いてきました。 こうなればしめたもので、上達 する一方です。今では、私達も囲 碁を指導してきて良かったと胸を なでおろしていますゾ ということでした。 最後に前回開かれた第2回常北 町少年少女囲碁大会の上位入賞者 をお知らせします。 優勝 荒井 豊君(石小6年) 2位 卜部 友秋君(石小6年) 3佐 川野辺裕明君(石小1年) 学年の枠を越えて、真剣な中に も和気あいあいとした大会でした。 なお、この囲碁サークルは、平 成7年度も継続して行われます。 × × × ※ この囲碁サークルについては 教育委員会にお問合わせくだだ さい。 ※ 生涯学習については、町生涯 学習堆準至までお問い合わせく ださい。 学習相談や各種学習情報の提 供も行っています。 ℡8813111 内線355

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