広報じょうほく No.396 1995(平成7)年 3月
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このほど、沖縄県沖縄市に お住まいの会社経営者上原清 書さんから、小学校教材に使 って沖縄への理解を深めてほ しいと、さとうきび200転 が贈られました。 さとうきびは、長さ50用に 切りそろえられ、1袋に10短 ずつ20袋。さっそく各小学校 に配分し、児童たちは「甘い」 試食に大喜びでした。 上原さんは、約15年前から 北海道や東北地方の各市町村 にさとうきびを無償で贈り続 けています。 今年初めての雪が舞い降り た2月5日に、第34回「みん なで行う社会教育の集い」 が コミセンホールにおいて開催 されました。 今回は、昨年度に引き続き、 沖縄からさとうきびの贈り物 みんなで行う社会教育の集い開催 生涯学習社会における望まし い家族のあり方や男女共同参 画型社会の形成をめぎす意識 の高揚を図るため、註談師宝 井琴枝先生を講師に迎、え、本 町では初の講談師による講演 ■さとうきびを味わう子ども たち=石塚小学校 ‾ 1 ■ が行われました。 目頭、張扇と扇子を調子良 く響かせながら講談と落語の 違いに触れ、藩談の特徴を分 かりやすく解説されました。 続いて、女性問題の歴史の 変遷を、以前森山真弓官房長 官が優勝力士に内閣稔理大臣 杯を渡そうとしたが、「女性だ から」という理由で、土俵に 上がれなかった出来事を通し て、その背景や経緯について 講談を交えて話されました。 そして、クライマックスは、 シリーズ創作論談「山口さん ちの物語」シリーズから、「女 ■常北町では初めての講談師 による講演 ( の土俵男の土俵」をとりあげ、 横綱千代の富士と江戸時代の 雷電為右衛門の対戦にたと、え、 現代の女性問題を楽しくわか りやすく講談されました。 最後に、これからの日本は、 国際社会の中で、男女共同参 画型社会の形式を目ざして行 一人一木植栽 青山の自然を守る会では、 2月26日、青山神社周辺にお いて、一人一木植栽事業を上 下青山区民捻出で実施しまし た。 この事業は、みどり豊かな 生活環境の創出と区民の緑 化意識の高揚を図るため、県 と町の補助を受けて実施した もので、当日は上下青山の区 民約150人が、アジサイや ツバキ、桜等500本余りを 植えました。 青山神社周辺の森は、昭和 58年に茨城の緑地環境保全地 域に指定されており、平成元 年には茨城の自然官選に選ば れました。青山の自然を守る 会(川又克己会長)は、これ を契機に結成されましたが、 かなければならないことを力 説されました。 本格的な講談に初めて触れ た参加者が多く、講談特有の 洗練された語り口とリズミカ ルな拍子の普にすっかり魅了 され、90分の講談が短く感じ られた様子でした。 青山の自然を守る会 今回の一人一木植栽事業に より、青山の名にふさわし い区民稔ぐるみの緑化意識が さらに深まりました。 ■区民により、1本1本てい ねいに植えられまし巨 広報じょうほ<
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