広報じょうほく No.393 1994(平成6)年 12月
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現在、わが国は他国に例を みないスピードで人口の高齢 化が進んでいます。 そのため「人生80年時代」 といわれる今日、長くなった 老後の生活は豊かで楽しく、 そして安心して暮らしたいも のです。しかし、そのために は若いときからの備えと所得 保障が必要になります。 そんな老後の生活を支える のが公的年金制度で、現役世 代の人たちが高齢世代の年金 を支える「せ代と世代の支え 合い」 の仕組みで成り立って います。 みなさんが今納めている保 険料は、お年寄りの老後生活 を争えているとともに、将来 の自分自身の生活も保障する ものですから、改めてもう一 度、年金について考えてみて 世代と世代の支え合いガ 年金制度の基本です はいかがでしょうか。 常北町が 知事賞受章 社会保険庁長官表彰等伝達 式が、n月24日、水戸プラザ ホテルで行われ、常北町が知 事賞を、小坂谷津国民年金納 付組合が茨城県国民年金協議 会長質をそれぞれ受賞しまし た。 国民年金事業推進に対する 日頃の努力に対して贈られた ものです。 ここが違う国民年金と個人年金 国 民 年 金 膚 鬼 率 蛮 世代間の助け合いにより公平に年金を支給す 個人が任意に契約し、老後に受け取る一種の しくふ る国の社会保障制度の1つです。 貯蓄です。 国 生命保険会社など 1か月 11,100円 個人が契約した額 年金額の3分の1を国が負担、3分の2を保 加入者の掛金とその運用利息でまかなってい 二財 源 険料とその運用利息でまかなっています。 ます。 率螢療 物価変動に応じて年金額がスライドするため 契約した時の年金額、物価スライド制を取り の 何十年先でも年金の物価が保障されます。 入れていないため、物価が上昇しても契約し 等葦よ蜃ず (完全自動物価スライド制) た内容の年金額です。 納めた保険料は「社会保険料控除」として全 額所得から控除されます。 秘陸除 また、受ける年金には「公的年金控除」があ ります。 事蓼膏 全額国が負担します。 加入者の掛金でまかなわれています。 5 広報じょうほく

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